- 仕事のストレスってどんなことで起きるの?それにストレスが溜まるとどうなるの?
- ストレスでもう仕事辞めたいんだけど、今後どうすればいいの?
本記事の内容
- ストレスで仕事を辞めたいのに、辞めることができなかった私の末路【体験談】
- 仕事を辞めたい人が知るべきストレス要因と体調不良の症状
- ストレスで仕事を辞めたい人に伝えたい今後の対策
こんにちは、taroです。
私はこれまで4回転職してきました。
その中で仕事を辞めたいほどストレスフルだった経験が2度あります。
ストレスに目を背けてきた私は、人生ベースで失敗しています。
そこで、私の体験談も交えて記事にしました。
ストレスで仕事を辞めたいのに、辞めることができなかった私の末路【体験談】
私は、「新卒の営業職時代」「職場の上司からパワハラを受けていた公務員時代」、ストレスで仕事を辞めたいと思いながらも、なかなか辞めることができませんでした。
そんな私の末路について、書いています。
ストレスで仕事を辞めたいのに辞めることができなかった:新卒入社の営業職時代
仕事を辞めたいほどストレスを感じていたのは、まず新卒で入社した営業職のときです。
「新卒」という立場、そして「営業」という仕事内容がストレスをもたらしていました。
仕事内容はいわゆる「飛び込み営業」でした。
新卒であろうと成績が平均を下回ればプレッシャーをどんどん掛けられますし、叱責も当然受けます。
正直バリバリのブラック企業だったのですが、十数年前の無知な私にはそんな言語すら思いつかず、ただひたすらに、社長や上司・先輩にケツを叩かれながら営業に出ていました。
飛び込み営業ゆえにお客から辛い対応をされることも多いけど、それでも数をこなさないと結果は出ない、、、正直色んなプレッシャーに押しつぶされそうでした。
ストレスが溜まっていたことは当然分かっていました。慢性的な頭痛もありました。
しかし、休日もほとんどなかったのでとにかく働いていました。
気付けば2年目に突入し、営業という仕事が向いていないしストレスは増していく一方でした。仕事を辞めたいと思いながらも上司からの引き止め等が怖くてずっと言えませんでした。
少しでも時間ができればストレス発散のためにアルコールに手を付け、ろくに休みもせずに身体をただ痛め続けました。
結局そんな疲れ果てた毎日はストレスそのものであり、数年間ズルズル働きましたが、結局は退職を決めました。
当時ストレスで仕事を辞めたいのに辞めることができなかった私の末路は、ストレス発散にお金も時間も浪費する生活でした。その上退職した頃には第二新卒枠も過ぎており、転職先も失敗したという感じです。
ストレスで仕事を辞めたいのに辞めることができなかった:職場の上司からパワハラを受けていたとき
次に、仕事を辞めたいほどストレスを感じていたのは、公務員時代に職場の上司からパワハラを受けたときです。
パワハラが被害者にストレスをもたらすのは想像に難くないですが、私の場合1年以上も耐え続けたため、当時様々な症状を経由し最終的にうつ病を発症しました。
加害行為の期間も長いし回数も凄まじかったので、職場が「終わりのないストレス世界」といった感じでした。
まず体の変調が起きたのは「体重の減少」です。そもそも食事が喉を通りにくくなっていました。
それに伴い体力がなくなっていき、身体がいつも重く疲れが全く取れなかったです。この時期はもうストレスフルだったと思います。
その後もストレスフルな毎日は続き、うつ病発症の直前では全く寝れないほどの「不眠症」になりました。
さすがに仕事を辞めたいと思いましたが、もはや身体も頭も思うように働いていませんでした。
その後頭痛とめまいが頻繁に訪れるようになり、ある日の帰宅中に倒れ、うつ病で入院することになったのです。
その後もストレス症状として出ていたのが「吐き気」です。
入院前からも吐き気をもよおすことはあったのですが、入院後もパワハラ上司のことが頭から離れず、5分10分起きに浮かんでくるその人を意識するだけで症状が出ていました。
この時期については、本当に悲惨だったと今でも思います。
当時ストレスで仕事を辞めたいのに辞めることができなかった私の末路は、ずばりうつ病です。退職して気持ちは解放されましたが、社会復帰にはやはり時間を要しました。
仕事を辞めたい人が知るべきストレス要因と体調不良の症状
仕事を辞めたいほどのストレスを感じながらも辞めることができなかった私の経験をもとに思うこと、それはストレスについて無知だったということです。
ストレス要因やストレス症状がもたらす限界のサインは知っておくべきだと思います。
仕事のストレス要因は主に上司等の「人間関係」です
仕事でのストレス要因はやはり人間関係が多いようです。
特に上司や先輩には気を使いがちになるので、その分ストレスは溜まりやすくなります。
その上、個人の性格も影響してきます。
何かと気を使いすぎたり、自分を過小評価したり、職場の空気を読みすぎるゆえに過敏になっていたり、、、深く考えてしまうとストレスが高まります。
そして、ストレスの吐き出し方も大事です。上司からの言葉を全てうのみにして意見もできず、自分で抱え込むとストレスは膨れ上がります。
人間関係での悩みを抱えていると気を休めるときがないので、自身のストレス要因が人間関係でないか、今一度確認してみましょう。
パワハラやセクハラは言うまでもないですが、人間関係の修復が難しい場合は環境改善が必要です。
ストレスで仕事を辞めたい人は、体調不良の症状を確認しましょう
ストレスで仕事を辞めたい人は、限界サインとなる体調不良の症状を確認しておきましょう。
なぜなら、これを知ることで、仕事を辞めるべきかそうでないのかの判断ができます。
体調不良の症状に目を背けていては、私みたいにうつ病になってしまいます。
そうなる前の決断をするために、知っておきましょう。
下記は、一般的に危険とされている症状です。
症状①:食欲がない
普通は食事でストレスが軽減されるものです。
その食欲がない、ということは通常の機能を果たしていません。
何より食べないと体力はどんどん低下していきます。
症状②:眠れない
いわゆる「不眠症」は危険です。
眠れないと心身の回復ができません。
眠れないストレスに加え、心身が疲れたことによるストレスも起きます。
不眠症は昼間の仕事に影響を及ぼします。
症状③:頭痛・吐き気
自律神経の乱れによって起きる主な症状です。
慢性的なストレス状態で起きやすい症状ともいえます。
症状④:めまい・動悸
これもストレスによる自律神経の乱れが原因で起きたりします。
即効性のある治療がなかなか見つかりにくい現状もあるため、何よりストレス緩和に目を向けましょう。
症状⑤:胃潰瘍
ストレスが身体に及ぼす影響として、表面化しやすいのがこの「胃潰瘍」です。
つまり胃に穴があく病気ですが、実際にストレスで胃潰瘍になる人もいますので、胃に変調を感じた場合は、医師の診察を受けてみましょう。
ストレスで仕事を辞めたい人に伝えたい今後の対策
ストレスで仕事を辞めたい人へ、今後の対策について少し解説します。
ストレスで仕事を辞めたい人の対策①:有給休暇で心身の回復
ストレスで仕事を辞めたい人の対策として、「有給休暇」を利用を検討してみましょう。
休暇を使って心身の回復にあてることができます。
「有給休暇」は労働者に与えられた権利です。
仕事を辞めたいほどストレス状態になっているのであれば、しばらく職場から離れることは有効です。
ストレスを緩和するとともに今後についても冷静に考える良い機会です。
是非利用しましょう。
ストレスで仕事を辞めたい人の対策②:働きやすい職場を探す
最も理想なのは、すぐに辞めるのではなく今から転職活動を始めることです。
なぜなら、今仕事を辞めても、また新たなストレスが生じやすいからです。
転職先が決まらないまま仕事を辞めた場合、収入が途絶えるリスクが発生しお金の不安によるストレスが生じます。
さらに、焦って転職先を決めてしまい、再度働きにくい職場で勤めることになれば、それもまた新しいストレスが発生します。
そういった新たなストレス要因を避けるためにも、在職している間に転職活動を開始し、働きやすい職場が決まった後に退職するのがおすすめです。
具体的な方法として「仕事を辞めたいなら転職先が決まらないままの退職は絶対回避【断言】」という記事は参考になると思います。是非読んでみてください。
ストレスとの付き合い方は本当に難しいと思います。
ですが、仕事のストレスは自分だけで解決できないことも多いので、今の職場に問題があるようなら、早めの行動が現状の悩みを解決させる一番の特効薬なのかな、と思います。
無理はしない範囲で行動していきましょう(`・ω・´)ゞ
ーーー【追記】ーーー
筆者はパワハラ被害で長く苦しみ、当時のことを記事にしています。
もし興味があれば、ご覧ください。
≫パワハラ被害者のその後【辛い経験だったけど幸せをくれました】