- 仕事を辞めたいけど相談できない、でも一人で悩んでいると辛い…、こんな時って誰に相談すればいいの?
- わりとメンタルがしんどい時の相談窓口ってあるの?
本記事の内容
- 仕事を辞めたいけど相談できない時、適切な相手を選定しましょう
- 仕事を辞めたい時、本当に誰にも相談できないのは「パワハラ」と「うつ関連」だけです:窓口紹介
- 仕事を辞めたい時に相談すべき相手は、転職エージェントのアドバイザーです
こんにちは、taroです。
私はこれまで4回転職してきました。
結論から言うと、仕事を辞めたい時の最適な相談相手は「転職エージェントのアドバイザー」です。
色んな相談相手を思い浮かべるかもですが、経験上、意味ある相談なら上記であると断言します。
例外もありますが、そう断言する理由も含めて解説していきます。
仕事を辞めたいけど相談できない時、適切な相手を選定しましょう
仕事を辞めたい時の相談相手については、選定が大事です。
まず、「相談できない」という悩みについて考えてから、相談相手の選定についても見ていきましょう。
まず、仕事を辞めたい時に「相談できない」という悩みを持つべきではありません
前提として、仕事を辞めたい時に「相談できない」という悩みは捨てましょう。
一人で悩みを抱え込むと、メンタルの負担は加速します。
ぶっちゃけ、相談しなくても、仕事を辞めたいなら辞めていいし、辞めても生きていけるので大丈夫です。
仕事を辞めて死ぬことなんて、まずありえません。
極端に聞こえるかもですが、日本は救済制度が整っています。
多くの人が仕事を辞めたいけど踏み出せない、どうしたらいいのか分からない、そんな悩みを抱えていますが、そんな大げさに捉える必要はないです。
働く意思さえあれば、どう転んでも生きていけます。
ただ、本当に誰にも相談できないケースは存在します。
それは「パワハラ」と「うつ関連」の時です。詳しくは下記【仕事を辞めたい時、本当に誰にも相談できないのは「パワハラ」と「うつ関連」:窓口紹介】の章で解説します。
いずれにしても相談相手の選定は大事です。ここを間違えなければ、仕事を辞めたい時の相談は悩みを解決する手段として有効です。
なので、下記にて確認していきましょう。
仕事を辞めたい時の相談は「上司・同僚・先輩・後輩」にするものではありません
仕事を辞めたい時の相談を職場の人(上司・同僚・先輩・後輩)にする人がいますが、それは違います。
職場の人は、仕事を辞めたいという気持ちに応えるだけの答えを持ち合わせていません。
特に上司へ相談する人がいますが、相談ではなく報告をするべきです。
もし「引き止められたい、会社に必要と思われていたい」という気持ちが無意識にあったとして、相談した結果「辞めてどうぞ」だと、とてもツラたんです(´・ω・`)
今後の計画も立てていない状態で「仕事を辞めたい」と相談されても上司は困ってしまいます(そんな顔はしませんが…)。そこは「仕事を辞めます」という報告であるべき。
また、先輩・同僚・後輩となれば、会社での責任が上司より軽いため、周囲にバレるリスクがあります。なので相談相手としておすすめできません。
なお、退職意思が固まっているのに、上司に相談できない人もいます。
人手不足による引き止めだったり、伝えにくい状況もあるので、そういった方は下記記事を参考にしてみてください。
>>関連記事:仕事を辞めたいけど言えない理由|円満かつスムーズな退職を目指して
仕事を辞めたい時の相談を「彼氏・彼女」にしても答えはくれません
仕事を辞めたい時の相談相手を彼氏・彼女にする人も多いです。
これも違います。
彼氏・彼女は、あなたが仕事を辞めたいと思う理由について、踏み込んで理解することはできません。
他業種であれば特にです。曖昧な回答を得ても解決にはなりません。
もし彼氏・彼女に相談して解決できるとしたら、それは仕事を辞めたいのではなく、仕事の愚痴を聞いてほしかった、または慰めてほしかった、ということかもしれません、、、
仕事を辞めたい時の相談は、前向きじゃないと意味がありません
わりと厳しめのことを言ってきました。スミマセン…(´・ω・`)
しかし、相談相手を間違えると悩みは一向に解消されず、ただただ自分をごまかすこととなり、嫌な仕事で耐え続けることになります。なので主張させてもらいました。
結局、次が重要です。
仕事を辞めたい時の相談は、前向きじゃないと意味がありません。
今抱えている悩みは「仕事を辞めたいあなたなりの理由」です。これを解消するために、「相談」という手段を使おうとしているのです。
なので、誰かに相談した結果、「仕事を辞めたい」から「仕事を辞めてもいい」という、納得のフェーズに移行させる必要があるのです。
「仕事を辞めたい理由(悩み)」は人それぞれ違います。
どうしたらその悩みを解消できるのか、つまり、
- 仕事を変えることで悩みは解消されるのか
- 今の仕事を続けて改善を試みる方がいいのか
そういったことを「相談」という手段でクリアにしていくべきです。
その相手として最適なのは「転職エージェント」です。というか、一択だと思います。
「転職についてプロが全面サポートしてくれる…」これほど仕事を辞めたい時の相談相手として適している媒体があるのに使わないとか、ぶっちゃけ損です。
仕事を辞めたい時は「どうしたら今の悩みを解消できるか」を基準として、前向きに相談しましょう。そうでないと、納得の答えなんて得られません。
仕事を辞めたい時、本当に誰にも相談できないのは「パワハラ」と「うつ関連」だけです:窓口紹介
仕事を辞めたい理由が「パワハラ」「うつ関連」の時だけは状況が異なります。相談窓口を利用しましょう。
※該当しない方は、次の章【仕事を辞めたい時に相談すべきは、転職エージェントのアドバイザーです】に進みましょう。
「パワハラ」「うつ関連」に該当する場合、退職を考える前に、まずは休職や心のケアを検討する必要があります。
誰にも相談できない状態が続き、辛いと思いますが、勇気を振り絞って下記窓口、または信頼できる誰か一人でもいいので、とにかく相談しましょう。
私もダブルで経験しています。ちゃんと回復してるし切り抜けた後の世界は全く違います。動き出しさえすれば絶対に大丈夫です(*・ᴗ・*)و
仕事辞めたいけど誰にも相談できない…「うつ関連」の相談窓口(無料・電話対応)
うつ関連で誰にも相談できないときは、「こころの耳」を利用しましょう。
全国の働く人やその家族を対象としており、メンタルヘルス不調等について相談ができます。
無料かつ電話受付を行っています。
【相談先の電話番号】0120-565-455
【対応時間】月・火曜日の17時~22時、土・日曜日の10時~16時 (祝日、年末年始は除く)
仕事を辞めたい相談で窓口を利用の前に「うつ病の症状チェックシート」も有効です
仕事を辞めたい…いつもそんなことを考えている、もしかしたらうつ病かもしれない、そんな悩みを抱えているなら、一度「うつ病の症状チェックシート」を利用してみましょう。
下記に紹介するのは塩野義製薬と日本イーライリリーが運営を行っており、うつ病の様々な症状を考慮して作られています。
また、医療機関で受診する際、その症状記録を持参すれば、診察の参考にもなるので、「うつ病かもしれない」と思う方は利用をおすすめします。
なお、症状チェックの結果うつ病の疑いが高い場合、相談対応の病院検索もできます。
仕事辞めたいけど誰にも相談できない…「パワハラ関連」の相談窓口(無料・電話対応)
パワハラが原因で誰にも相談できないときは、厚生労働省の「総合労働相談コーナー」を利用しましょう。
パワハラ被害の解決に向けて、相談することができます。
専門の相談員による面談または電話対応、予約不要かつ無料です。
パワハラの相談はもちろん、その他の労働問題(解雇、雇止め、配置転換、賃金の引下げ、いじめ・嫌がらせ全般、性的指向・性自認等)の相談受付、そして解決のための情報提供を行っています。
また、紛争問題解決の機関(法テラス等)の紹介もしてくれます。
仕事を辞めたい時に相談すべき相手は、転職エージェントのアドバイザーです
上述したように、仕事を辞めたい時に相談すべきなのは、転職のプロである転職エージェントのアドバイザーです。もはや一択です。
転職エージェントに登録することで、悩み解消への行動はスタートします。
ただその前に、仕事を辞めたい時の相談窓口として、「ハローワーク」について少し触れておきます。
仕事を辞めたい時の相談窓口として「ハローワーク」について考える
ハローワークも職業相談を無料で行えます。しかし、おすすめは転職エージェントです。
なぜなら、「仕事を辞めたい時の悩みを解消するほど、相談相手として優れていない」、経験上そう思うからです。
求人内容について、量はまだしも質は転職エージェントに劣ります。
何よりサポート面の差が歴然です。
仕事を辞めたい時の相談で大切なことは、「辞めたい理由の明確化」です
仕事を辞めたい時の相談においては、「辞めたい理由」を明確にしておきましょう。
逆を言えば、辞めたい理由を明確にしておかないと、何を相談で解消しようとしているのか不明確で、相談の終着点が分からなくなります。
例えば、今の職場について、
- 給与が低いので、改善したい
- やりがいを見出せないので、改善したい
- ストレスが多い環境なので、改善したい
- 労働条件が悪いので、改善したい
- 人間関係が悪いので、改善したい
など、これらを改善できる転職先があるのか、転職エージェントのアドバイザーに相談しながら、悩みを解消していきましょう。
仕事を辞めたい時の相談相手として、おすすめの転職エージェント
仕事を辞めたい時の相談相手として、おすすめの転職エージェントを紹介します。
必ず在職中に活用(転職活動)しましょう。
そして、アドバイザーに相談しながら悩み解消の糸口を掴んでから(より良い転職先が見つかるなど)、今の仕事を辞めましょう。
生活もかかっているので、この順番は大事です。
ちなみに、下記紹介の媒体はどれも完全無料です。
そして、経験上思うことは、転職エージェントのアドバイザーは凄いです。本当に真摯に対応してくれます。(下記で紹介するような絶対おすすめの媒体は特に)
自分が改善したいもの・次の会社に求めるものをしっかり示せば、それに応えてくれるとても良い相談相手となります。
リクルートエージェント
「リクルートエージェント」は、求人の量・サポートの質ともに充実しており、申し分ない転職エージェントです。
『年齢層が幅広く、全国展開しているので、男女を問わず多くの人が利用』しています。
私が利用した際には担当者の対応がとてもよかったです。またサイト画面もシンプルな構成だったので使いやすさも際立っていました。
絶対おすすめの転職エージェントです。
doda(デューダ)
「doda(デューダ)」についても、求人の量・サポートの質ともに充実しています。
また、利用者のポジティブな口コミがとても多く、「企業人気ランキング」は有益です。
『年齢層も幅広く全国展開、男女ともに利用者が多い』です。
また、利用者のポジティブな口コミがとても多く、「企業人気ランキング」は有益です。
さらに、「転職サイト(自分で求人検索・応募型)」との併用が可能なので、自分で希望の求人を見つけてエージェントに推薦文を出してもらうといったやり方も良いかなと思います。
リクルートエージェント同様、絶対おすすめの転職エージェントですが、保有する求人内容はそれぞれ違うので、どちらとも登録して損はないです。
マイナビエージェント
初めて転職活動をする方におすすめしたいのが「マイナビエージェント」です。
キャリアが浅くても徹底してフォローしてくれると好評です。対応の面で文句なしといえます。
『首都圏・関西圏の優良企業とパイプが強く、20代~30代向け』、といった印象です。
求職者に寄り添った手厚いサポートに定評があり、職務経歴書や履歴書について丁寧なアドバイスをくれます。
「じっくり仕事を選びたい」「初めての転職なので、書類の書き方や面接が不安」といった方には最適な転職エージェントです。
仕事を辞めたい時は、前向きな相談をしましょう
スミマセン。最後にぶっちゃけますが、この記事で伝えたかったことは「ウジウジしてもダメだよ」ってことです。
私は新卒入社の営業職を辞める直前「ウジ太郎」でした。めちゃくちゃ周りに相談してました。
そして、何の解決にも至りませんでした。
そういった失敗をもとに記事にしたつもりです。
誰に相談したとしても、私の「仕事を辞めたい」という気持ち解消するだけの答えを持っている人なんていなかったんです。良く考えてみれば当然ですが…(´・ω・`)
自分がどうなりたいのか不明確なので、返ってくる答えは、「辞めたいなら辞めればいい」とか、「そうかぁ、大変な思いをしてるんだねぇ」、、、こんな感じです。
だから、仕事を辞めたい時の相談は前向きに行いましょう。
在職中に悩みをクリアにして、仕事を辞めるかどうか、自分なりに納得いく答えを見つけましょう。
実際のところ本記事を読んでいるほとんどの人は今の仕事が嫌いなはず。そして、おそらく次が決まるとスッキリします。適切な相談相手である転職エージェントを積極活用しましょう。
転職エージェントは複数登録して精査する方が合理的なんですが、1つでも構わないと思います。大切なのは、行動のきっかけです。
一人で悩むくらいなら行動しましょう。そして、行動しつつ考えてきましょう(`・ω・´)ゞ
ーーー【追記】ーーー
筆者はパワハラ被害で長く苦しみ、当時のことを記事にしています。
もし興味があれば、ご覧ください。
≫パワハラ被害者のその後【辛い経験だったけど幸せをくれました】