仕事を辞めたいと思う新卒女性は甘えなの?【時期を意識するだけ】

  • 新卒で入社したけど、もう仕事辞めたい。
  • 「女性だから甘えてるんだ」なんて言われるのかな?
  • 辞めるにしてもどれくらいの時期に辞めるべきなのかな?
  • 辞めた後はどうすればいいのかな?

と悩んでいませんか?

本記事では、こういった悩みについて解説します。

 

本記事の主な内容

  • 仕事を辞めたいと思う新卒女性は甘えているのか?
  • 仕事を辞めたい新卒女性は辞める時期を少しだけ意識しよう
  • 仕事を辞めたい新卒女性におすすめする3つの転職エージェント

といった内容で解説します。

結論として、仕事を辞めたいと思う新卒女性は、甘えがあってもなくても辞めて大丈夫です。

その理由は、

  • 多くの企業が第二新卒を求めており、転職事情は有利に働いているから
  • 嫌な職場で耐えた結果、責任や人間関係が構築されて辞めるに辞めれなくなるから

です。

ただし、転職を繰り返すことは避けた方がいいというのも事実です。

そして、曖昧な動機では良い転職先を見つけることもできません。

なので、本記事で新卒女性の方が仕事を辞める判断基準、辞める時期、効率的な転職活動の方法について確認していきましょう。

 

仕事を辞めたいと思う新卒女性は甘えているのか?

まずは、新卒が仕事を辞めたいと思う主な理由を確認しつつ、辞めていいのか、甘えなのかについて確認していきましょう。

 

新卒が仕事を辞めたいと思う主な理由

今のあなたがなぜ仕事を辞めたいと思っているのか、再確認してみましょう。

 

新卒が仕事を辞めたいと思う主な理由を取り上げます。

 

よくある理由は、

  • 上司や同僚との人間関係がうまくいかない
  • 給料が低い
  • 仕事内容が合わない
  • 労働条件・環境が良くない
  • 将来性を感じない

などがあげられます。

また、プログラマー等のIT業界、美容業界、飲食業、営業職や看護師、それに公務員も、新卒で早期退職する人が多い職業です。

 

仕事を辞めたい新卒女性が辞めてもいい判断基準

次に、仕事を辞めていい基準を自分の中で確立しておきましょう。

 

一定の基準がないと、いたずらに耐え続けることになります。

 

判断基準は下記3つ。

  • 会社を辞めたいといつも考えている
  • 心身の乱れを感じる
  • ほかに明確な目的意識がある

職場の雰囲気を少しずつ感じられるようになると、自分に合う職場なのかそうでないかが垣間見れてくると思います。

そこで上記3つを確かめてみましょう。

該当する、またはほぼ該当すると思ったなら辞めるべきです。そして今の職場で感じ取った向き不向きを踏まえつつ、次の働き方を模索していきましょう。

 

仕事を辞めたいと常に思う新卒女性はうつ病になる前に辞めるべき:甘えではない

仕事を辞めたいと常に思っている場合、次のことを一度考えましょう。

その仕事を続けることで、メンタルに影響が出ないか。

 

うつ病等の心疾患が発症すると、回復に時間を要します。

これは甘えでも何でもありません。そういった可能性があるんなら、退職する、少なくとも誰かに相談して対策を講じる必要があります。

 

ここで、私が社会人なりたてのときに勤めていた営業職の会社で起きた出来事について、少し語らせてください。

入社当初から「仕事を辞めたい」と繰り返し言っている2人の新卒女性(事務職)がいました。

どちらも、与えられた仕事はわりと上手にこなしていたのですが、その会社はブラック体質でした。また後でわかってきたことでしたがセクハラっぽいこともあっていたようです。

入社3カ月で一人の新卒女性(Aさん)は辞めました。

もう一人(Bさん)は引き続き会社に残りました。

Aさんはアパレルの仕事がしたかったらしく、東京で転職しました。そして後に経営者となっています。

Bさんは入社半年を過ぎたころから、あまり喋らないようになりました。

心配になった私は一度Bさんと会話をしました。

彼女は事務所の人間関係に悩んでいて、本当に仕事を辞めたいと思っていたようです。

私は転職することもありなんじゃないかと伝えました。

しかし、Bさんは辞める勇気がないとの返答でした。

その頃のBさんはたしかに転職活動をする気力もなかったように感じます。

入社1年を過ぎた頃、Bさんはうつ病で入院しました。

職場には戻らず、別の会社で働くことになりました。

ただ、社会復帰までの期間が2年近くかかったそうです。

 

新卒というのは市場価値も高い貴重な期間です。

パワハラやセクハラ、それにうつ病に近い何かしらの症状が出ているのであれば、必ず耐える選択は避けてほしいと思います。

 

仕事を辞めたい新卒女性は辞める時期を少しだけ意識しよう

実際のところ、仕事を辞める時期っていつがいいのでしょうか?

新卒女性が入社1ヵ月、半年、1年の場合に分けて考えてみましょう。

 

仕事を辞めたい新卒女性【1ヵ月】:もう少し、やってみる

仕事を辞めたいと思っている時期が入社1ヵ月の場合、もう少し今の会社で頑張ってみることにしましょう。

 

劣悪な職場環境だと明らかな場合は別ですが、まだ要領がわからず不安になっているだけということが大いにあります。

 

具体的には、

  • 1週間でも1ヵ月でもいいから、どうやったら上手く仕事ができるのか、一度考え努力してみる
  • 自分にその職場が合っているかを確かめていく
  • 自分なりに努力した結果、仕事が辛い、やっぱり辞めたいと思うのであれば、すぐに転職へ切り替える
  • 一度努力していれば、転職活動時にも退職理由を堂々と話せる

という流れで行動しましょう。

「仕事を辞めたい」と思ってからの行動はとても大切です。

ただ耐えるだけになってしまうと辞めるに辞められない状況にもなりえるので、ストレス発散も適宜行いながら、今の仕事が好きになりそうかを確かめていきましょう。

 

とはいえ、ほかに就きたい仕事が明確になっているのであれば、視点を転職に切り替えていいと思います。

 

仕事を辞めたい新卒女性【半年】:転職活動に意識を向ける

仕事を辞めたいと思っている時期が入社半年の場合、転職活動に意識を向けましょう。

 

半年頑張って仕事を辞めたいということは、あなたは十分に今の会社と向き合い、その結果合わないと判断しています。

そうであれば、転職に意識を向けるべきです。会社がどう言おうとも自分の人生なので、ベストなタイミングで乗り換えましょう。

 

具体的には、

  • 収入が途絶えることは避けたいので、特別な事情がない限り、在職中に転職先を決める
  • 今の会社で責任ある仕事を任されると辞めにくい気持ちになるので、転職活動を長引かせてはいけない

といったことを意識しましょう。

転職活動の方法は後述します。

 

仕事を辞めたい新卒女性【1年】:失業保険の利用を視野に入れる

仕事を辞めたいと思っている時期が入社1年の場合、途中で長期休養を取っている等の特別事情がない限り、失業保険の受給が可能になります。

 

基本的には在職中の転職活動をおすすめです。

ですが、転職に明確な目的があって、働きながらだと転職活動が難しいといった状況であれば、バッサリ辞めて3ヶ月間で転職するといったこともできるわけです。

 

失業保険の受給額について、実際はハローワークで算出されるので目安にしかなりませんが、参考までに下記をどうぞ。

給付日数90日
給付金額(1日当たり)平均賃金(過去6ヵ月の賃金を180で割る)のおよそ50%~80%

※上限額は、6815円(2019年8月~)

※公務員の方は失業保険の適用はありません。

受給の日数・金額には限りがあるため、退職の意志が固い場合に利用しましょう。

詳しくは最寄りのハローワークで確認できます。

 

仕事を辞めたい新卒女性におすすめする3つの転職エージェント

新卒女性が仕事を辞めたいと思っても、転職経験が乏しいゆえに、軽率に行動して転職後後悔するなんてことは避けたいところです。

なので、プロの力を借りましょう。

転職エージェントは、転職について様々なアドバイスや手続きをサポートしてくれることに加え、完全無料です。

新卒だからこそ、利用する価値が大いにあります。

ここでは特に、女性の転職に役立つおすすめ転職エージェントを紹介します。

 

新卒女性に役立つ転職エージェント:リクルートエージェント

 

女性転職者で最も利用者の多いのが「リクルートエージェント」です。

全国主要都市に拠点を構え、総合的に求人を提案してくれます。役に立ったという女性転職者の声が多い転職エージェントです。

>>公式サイトはこちら

 

新卒女性に役立つ転職エージェント:type女性の転職エージェント

 

女性のキャリアに強いのが「type女性の転職エージェント」です。

大手企業とのパイプが強いのに加え、外資や中小企業など幅広い求人を持っています。

企業の書類選考や年収交渉等のサポートも熱心にやってくれます。

 

※注意点として、地方の求人には弱いです。

その分、1都3県(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)に力を入れている転職エージェントなので、対象者の方は是非利用しましょう。

>>公式サイトはこちら

 

新卒女性に役立つ転職エージェント:doda(デューダ)

 

doda(デューダ)」は、利用者からのポジティブな口コミが非常に多いです。

また、「転職エージェント」のほか「転職サイト(自分で検索・応募型)」も兼ねています。

転職サイトでは求人の量と質ともにトップクラス。女性のキャリアアップに役立つ情報も多いです。

なので、ちょっとテクニック的ですが、女性向け求人を「転職サイト」で探しつつ、気になった求人を「転職エージェント」から応募するという使い方がおすすめです。

全国規模なので、地方の転職を考えている方にもおすすめです。

>>公式サイトはこちら

 

新卒女性に役立つ転職エージェントと合わせて見るべき「企業の口コミサイト」:転職会議

 

最後に紹介したいのが企業口コミサイトの「転職会議」です。

実のところ、転職エージェントでは気になる企業の内情まではわかりません。

「女性としての働きやすさ」「給与や労働環境の面」「育休や産休が取得できるか」といった不安につながる情報は欲しいところ。

そこで参考となるのが、実際に企業で働いている人の口コミです。転職エージェントと合わせて利用することで情報を網羅的に入手できます。

「転職会議」は各転職エージェントが所有する求人に対し、ほとんどの企業口コミが掲載されています。

女性の働き方・退職理由等の口コミを見て内情を掴んでおくといいと思います。また、正社員のほか、派遣社員や契約社員の口コミもあるので、幅広い情報を見ることができます。

 

※注意点として、企業口コミサイトは基本的に企業のマイナスイメージが書き込まれています。

なので、全てをうのみにするのではなく、どうしても気になった点を転職エージェントのアドバイザーに確認するという形がおすすめです。

>>公式サイトはこちら

 

 

以上、仕事を辞めたい新卒女性に役立つ「転職エージェント」3つ、そして合わせて見るべき「企業口コミサイト」を紹介しました。

転職エージェントは基本的に上記3つとも登録した方が良いです(「type女性の転職エージェント」については1都3県の方のみ)。

アドバイザーとの相性もありますので、あまりに合わない場合は担当者を変えてもらったり、ほかで登録した転職エージェントとのやりとりに力を入れましょう。

より良い転職先に出会えるよう願っています( ⸝⸝•ᴗ•⸝⸝ )੭⁾⁾

 

ーーー【追記】ーーー

筆者はパワハラ被害で長く苦しみ、当時のことを記事にしています。

もし興味があれば、ご覧ください。

≫パワハラ被害者のその後【辛い経験だったけど幸せをくれました】

 

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