- 職場のいじめにあっていて、もう仕事を辞めたい。
- 今後どうすればいいの?
本記事の内容
- 職場のいじめで仕事を辞めたい人が早期退職・転職に意向すべき理由
- 職場のいじめで仕事を辞めたい人が採りうる対処法
こんにちは、taroです。
私はこれまで4回転職してきました。
その中で一度、パワハラという「職場のいじめ」で退職しています。
経験上思うことは、いじめの内容・程度がどうであれ、仕事を辞めたいと思った時点で辞めるための行動に移るべきです。
その理由等について解説していきます。
職場のいじめで仕事を辞めたい人が早期退職・転職に意向すべき理由
職場のいじめで仕事を辞めたい人が、早期退職・転職に意識を向けるべきと断言する理由は、主に下記5つです。
確認していきましょう。
職場のいじめで仕事を辞めたい人が早期退職・転職に意向すべき理由①:我慢するとうつ病になるから
職場のいじめによる最大のデメリットはうつ病に発展する危険性があるということです。
職場でいじめにあうと、なかなか周りに相談がしづらく、一人で悩んだり我慢する人も多いです。
いじめに耐えていると、ストレス反応が起こり始め、適応障害・パニック障害・気分障害等に発展し、自殺に至るケースもあります。
職場のいじめがこのような心的ストレスを与えることは、すでに明らかとなっています。
耐えたら、とにかく危険です。
私は過去に1年以上パワハラといういじめに耐えて「うつ病→休職→退職」を経験しています。社会復帰には時間を要します。何一つ良いことはありません。
なので、職場のいじめで仕事を辞めたい人は、早期退職・転職に意向すべきです。
>>関連記事:仕事を辞めたいほど辛い人間関係で疲れた時のこと「見えない鎖と糸」
職場のいじめで仕事を辞めたい人が早期退職・転職に意向すべき理由②:そもそもハラスメントだから
職場のいじめとはハラスメント行為です。
パワハラ・セクハラ・マタハラ等々ハラスメントはメンタルをむしばんでいく上に、根本的な解決が難しく、厄介なものです。
ハラスメントを理由に仕事を辞める人は多いです。
仕事を辞めたいと思っても、ハラスメントやいじめ問題を撲滅しようという意識が高い会社であれば、その後に光が見えるかもしれません。
しかし、そこまで意識の高い会社は、ほとんど存在しません。
なので、会社がどんな対応をしてくれそうか、それを確認してみて、意識が低いと思うのであれば特に、早期退職・転職に意向すべきです。
職場のいじめで仕事を辞めたい人が早期退職・転職に意向すべき理由③:相手は分かっているから
残念ですが、相手は「いじめ」だと分かっています。分かっていて「あえてやっている」場合がほとんどです。
なぜなら、「職場のいじめ」とは、「大人のいじめ」だからです。
「いじめをやってもいい」という価値観を主張する人は世界中探してもそうはいません。誰しも「いじめをやってはいけない」と分かっています。
そして、行為者は大人です。「いじめをやってはいけない」という価値観をもとに何年も生きています。子どもじゃないんです。どんなことが道徳的に良くないのか、これを生きてきた「経験」で積み上げています。
人が行為に及ぶ時、「これをしたら道徳的にヤバくないか?」という壁に一度ぶち当たります。そこで過去の知識や経験をもとに「これはいじめだ、良くない、止めよう」という判断ができるのです。
感情的になっても大人が冷静に対応できるのはこのためです。「どんなことで人が傷つくのか」、これを年齢・経験を重ねるごとに理解し、その判断の精度を高めているのです。
これを『反対動機の形成』といいます(難しいので覚える必要ないです…、法曹界で「故意」を決定付けるために使われる解釈概念です)。
要するに、相手は「わざと」やってる可能性が高いわけです。
本当に気付かないまま「いじめ」をしている人がいたら、「いじめ」を理解してもらうことから始まるので、もはやその労力が不毛です。
大人が行う職場のいじめは、ぶっちゃけタチが悪いので、仕事を辞めたいなら早期退職・転職に意向すべきです。
職場のいじめで仕事を辞めたい人が早期退職・転職に意向すべき理由④:周りも影響を受けるから
上述したように、大人のいじめは、分かった上で行われているのがほとんどです。
これは、すでに周りが影響を受けている可能性を示唆します。
なぜなら、相手が計画的に行動している可能性があるからです。
誰も「私はいじめをしています」と胸を張れる人はいません。
ということは、自分が非難されることは絶対に避けようとします。
色んなやり方があると思いますが、行為者は周りを自分の見方にしようと必死になっているはずです。
少なくとも、自分の立場が不利になりそうなら、そういった行動に及ぶと思います。
周りに理解してもらうことも手ではありますが、精神的に疲れます。労力も要ります。仕事を辞めたいならその労力は早期退職・転職に向けるべきです。
職場のいじめで仕事を辞めたい人が早期退職・転職に意向すべき理由⑤:解決が困難だから
総じて言えることは、「職場のいじめ」は解決が難しいということです。
いじめを受けると徐々に心が病んでいきます。そんな状態では会話自体もでもギクシャクしてきます。加えて、相手が嫌がらせを行い取り巻きを作るわけです。
わりと孤立していきます。そんな人生は不幸です。
会社や専門機関に依存してもさほど効果を期待できません。簡単に解決するわけがないのです。
そんな職場環境で働く意味があるのでしょうか。
「職場のいじめ」を受けながら自尊心を保つなんて至難の業です。
いじめが続けば自己否定が始まります。そうなると優先すべきは「治療」になります。
そうなる前に、仕事を辞めたいと思った時点で、早期退職・転職に意識を切り替えて、今の職場からは離脱すべきです。
職場のいじめで仕事を辞めたい人が採りうる対処法
記事の後半では、職場のいじめで仕事を辞めたい人が、実際にどうやって今を切り抜けていくのか、その対処法を確認していきましょう。
職場のいじめで仕事を辞めたいけど「すぐに退職できない」場合の対処法
何らかの理由ですぐに退職できない場合があるかもしれません。そうであれば、できる限りの措置を行いましょう。
やることは、その環境から離脱することです。
そもそもですが、経験上思うことは、職場でのいじめで仕事を辞めたいのであれば、すぐに退職・転職するための行動に移るべきです。
現状は心の病に向けて進んでいます。働き続けるリスクを考えましょう。
そこで採りうる手段は下記です。
- 休職する
- 異動希望を出す
上記で改善するようであれば、いったん措置を講じましょう。あとは今後もその会社でやっていけるかを考えていきましょう。
職場のいじめで仕事を辞めたいけど、精神的に疲れているなら一度休みましょう
職場のいじめで仕事を辞めたいけど「精神的に疲れた…」という人は、あまり無理をしない方がいいです。
すでにメンタルの影響を受けている可能性もあります。
このような場合は、一度「休養すること」に目を向けましょう。
うつ病の疑いがあれば「休職」も検討しましょう。
心が弱っているときに何か行動しようとしても、負担が大きくなります。
それよりも一度ゆっくり休むべきです。休職でなくても「有休」でも構いません。何より今の環境からいったん離れ、疲れを取ることが大切です。
その上で今後について考えていきましょう。やるべきことは次項で解説します。
職場のいじめで仕事を辞めたいなら「早期に」退職・転職をしましょう
辛いしきついかもですが、仕事を辞めたいと思った時点で転職活動を始めましょう。そして納得いく会社が見つかったら退職しましょう。あくまで在職中にです。
職場のいじめで仕事を辞めたいとき、わりと大変です。
勢いで退職したら収入が途絶える、、、焦りすぎて転職先を決めると、また人間関係で悩むかもしれない、、、でも、耐えているとメンタルの負担が大きい、、、過酷ですよね(´・ω・`)
なので、効率的に転職活動を始めなければいけません。
この記事で解説するには分量が多いので省きます(下記リンクを参考に)が、「転職エージェント」と「企業口コミサイト」を利用しましょう。
これらを利用することで、自分が次の職場に求めるものを効率的に精査できます。そして良い会社に就ける確率は上がります。
「職場のいじめ」を受けている場合は時短が大事です。そして意識や気持ちを今の仕事に向けるべきではないです(メンタルやられるので)。より確実な方法で、自分を守るために進みましょう。
>>関連記事:仕事を辞めたいなら転職先が決まらないままの退職は絶対回避【断言】
なお、どうしようもなくメンタル的に限界が来ているなら、
- 休職して回復→転職活動(会社に休職制度があるかは要確認)
- 退職して失業保険の受給→転職活動(失業保険の受給要件は要確認)
を検討しましょう。
仕事を辞めたい理由が「職場のいじめ」だと告げる必要はありません
転職活動時、退職理由が「職場のいじめ」ということは言う必要がありません。
「いじめ」は何分デリケートなので、転職先の企業も受け止め方にとまどってしまいます。
なので、あなたが次の職場で何を求めるのか、それを決めて志望動機等で語りましょう。
「職場のいじめ」は耐えれば耐えるだけ損をします。しかも人生の消耗です。
そんなことに付き合う必要はないです。自分の働きやすい環境を見つけるために労力は使いましょう(`・ω・´)ゞ
ーーー【追記】ーーー
筆者はパワハラ被害で長く苦しみ、当時のことを記事にしています。
もし興味があれば、ご覧ください。
≫パワハラ被害者のその後【辛い経験だったけど幸せをくれました】