- 自分は美容師の仕事に向いてない、、、
- 人間関係だってわるいし、辛い、、、
- もう美容師の仕事を辞めたい、、、
と、思い悩んでいませんか?
美容師のお仕事は上記のほか、クレーム対応、手荒れの悩み、妊娠中の悩み、そもそも楽しくない、、、アシスタント・スタイリストそれぞれ、様々な問題があるようですね、、、
このページでは、同じ悩みを抱えた方々の体験談を紹介します。
美容師の仕事を辞めたい人が知っておきたい実情【離職率について】
体験談の前に美容業界の離職率について、公データを確認しておきましょう。
出典元:厚生労働省
上記グラフは業界別の「離職率(緑棒)」を示します。
美容業界を含む「生活関連サービス業、娯楽業」は、離職率が23.9%と高い傾向にあります。
あくまで美容業界に絞ったデータではありません。ですが「過酷な環境に置かれている可能性がある」ということです。一つの指標として理解しておきましょう。
美容師の仕事を辞めたい理由【体験談】
このページの体験談では、「美容師の仕事を辞めたい」という悩みを、各理由ごとに分けて紹介しています。
理由①|手荒れがひどく辛いから
痒いし痛いし本当にストレスです。寝れないほどの辛さです。病院で処方してもらった薬を塗っていますが、仕事中は水に触ったりするのですぐに効果がなくなります。
この状態になって半年以上耐えていますが、手の赤身などもひどくなる一方です。自分の手を見る度に泣きたくなります。
理由②|人間関係(特に上司)が悪いから
ずっとストレス状態のためなのか仕事に集中できなくなり、上司・先輩に怒られることが多くなりました。
私が悪いのですが、陰口を何度か耳にしたことがあってそれからスタッフとのやりとりがうまくできなくなりました。
私が働いているお店はそもそも上下関係が厳しく、話しかけるのも怖いです。特にある上司は私が声を掛けても目を合わせてくれないし、店内で孤立しています。
理由③|下積みも長いし将来が不安だから
私が美容師の仕事を辞めたい最大の理由は、将来が不安だからです。
手荒れがひどくてストレスを抱えながらの長時間労働、人間関係の悪さ、そんな環境で今後頑張ってもお給料が良くない職業です。そもそも下積みが長すぎます。
元々「美容師になりたい」という憧れをもってこの仕事に就きましたが、もう情熱はありません。将来やりがいを持つこともないと思います。
店長や上司が怖くて辞めたいとは言えないけど、本当は明日からお店に行きたくないです。
理由④|楽しくないから
私が美容師の仕事を辞めたいと思う1つ目の理由は、率直に美容師の仕事が楽しくないからです。
そもそも接客自体が好きではありません。これはアシスタントのときからそうでした。
私は人見知りな性格なのでお客とのやりとりを楽しいとは思わないのです。「接客」が仕事上必要なことだと理解はしています。美容師として欠かせないものだと分かってます。
でも、できないものはできないし働いていて全く楽しくない、それが辛いんです。
理由⑤|クレームを受けるから
2つ目の理由は、お客からのクレームを受けることです。
これはスタイリスト不足という技術的に未熟な面が理由だと思いますが、なかなかお客の要望に応えられません。こだわりをもったお客が比較的多く、正直お客につくことが怖いです。
店長に相談しても「気にしないでいいよ」とだけで何の解決にもなりません。仕事中も帰宅後もずっとストレスを感じています。
理由⑥|向いていないから
3つ目の理由、というか色々ひっくるめていえることは美容師に向いてないから辞めたいと思っています。
アシスタントを3年以上続けて思うこと、スタイリストになってお客を持つようになり改めて思うこと、「私は美容師に向いていない」です。働いていて楽しくないんだから当然と言えば当然ですよね、、、
理由⑦|妊娠中のつわりで辛いから
美容師を辞めたい理由の1つ目は、妊娠のつわりが酷くて毎日の仕事が辛いことです。
妊娠してからとにかく匂いに対して敏感になってしまいました。香水の匂い、パーマ・カラーの薬液の匂い、人の頭の匂い、これらが室内で混ざり合って何度も吐き気をもよおしてしまいます。
このまま仕事を続けることは本当に辛いと感じ、それとなく女性店長(妊娠経験なし)に伝えたのですが「人手不足だから我慢して」という趣旨で断られました。
つわりの辛さを理解してはもらえないのだと思い、それ以上辞めたいとも休暇が欲しいとも言えない状態で働き続けています。
理由⑧|労働時間が長いのに給料が低いから
美容師を辞めたい2つ目の理由は、労働時間が長いわりには給料が低いということです。
これは妊娠前から思っていることですが、他業種に比べても顕著です。私は9年働いて手取り20万を超えていません。社会保険にも加入してません。待遇は悪いです。
若い頃は閉店後も夜遅くまでカットの練習をしたり、そもそも労働時間が長かったり、せっかくの休日も研修や勉強会に参加しなければいけなかったり、、、
肉体労働なので身体の負担も大きいです。特に中腰の体制が多いので何度も腰痛になりました。
こんな職場環境になることを当初は想定しておらず、正直美容師になって後悔しています。
美容師を辞めたい理由のまとめ
今回「美容師を辞めたい」という悩みについて体験談に触れてみたり実態調査をしましたが、実情として、
- 離職率が高いと窺えること
- 労働環境が他業種と比べて良くないこと
- 給与面など将来性に不安があること
は、避けがたい事実だと感じました。
以上を踏まえると、「これらの悩みをカバーできるだけのやりがい等を今後見出せるか」、それが美容師を続けるべきかの判断基準になるのかな、と思います。
わりと現実は厳しそうです、、、
美容師を辞めたいと思っている方にとっては、将来について真剣に考えるべきタイミングなのかもしれません。
ーーー【追記】ーーー
筆者はパワハラ被害で長く苦しみ、当時のことを記事にしています。
もし興味があれば、ご覧ください。
≫パワハラ被害者のその後【辛い経験だったけど幸せをくれました】