- 仕事が辛い、もう辞めたい。新卒2年目の転職って難しいのかな?
- 新卒2年目の仕事を辞めたい理由って何なのかな?自分は辞めて大丈夫かな?
- 新卒2年目の転職ってどうしたらうまくいくのかな?
本記事の内容
- 新卒2年目で仕事を辞めたい…転職は難しくありません
- 新卒2年目が仕事を辞めたいと思う4つの理由
- 仕事を辞めたい新卒2年目が転職活動する前のポイント
- 仕事辞めたい新卒2年目のための転職エージェントと企業口コミサイトの活用方法
こんにちは、taroです。
私は転職4回経験しています。
その度転職事情について調査してきました。
結論から言うと、2年目で仕事を辞めたいと思った時、辞めても構いません。
ただ、転職事情はどうなのか、気になるところですよね。
そこで、新卒2年目の方に向けて、転職に関する記事を書きました。
新卒2年目で仕事を辞めたい…転職は難しくありません
入社2年目で会社を辞める人の割合は、大卒・高卒を総合的に見ると1割強…。
わりと多いですね(。 ・ω・))フムフム
では、その転職事情について見ていきましょう。
2年目で仕事を辞めたい方へ:転職は十分可能です
新卒2年目でも転職事情は有利に働いており、十分に転職できます。
なぜなら、リーマンショックの影響で「第二新卒ブーム」が続いており、企業が積極採用している現状があるからです。
ちなみに、「第二新卒」とは、法的な意味合いは定まっていないものの、各学校を卒業と同時に就職、その後3年以内に転職活動する人を指します。
企業によっては、ビジネスマナーがある程度身に付いているという理由で新卒よりも積極採用するところもあります。
2年目で仕事を辞めたい方へ:最大の悩み「石の上にも3年」について
「石の上にも3年」とは、冷たい石の上でも3年座り続ければ暖まってくる。つまり我慢強く辛抱すれば必ず成功する、というたとえです。
よく、「とりあえず3年頑張ってみろ」という人がいますよね。
私の主観的感覚ですが、とりあえず3年頑張ってみる必要はありません。
なぜなら、「石の上にも3年」は長すぎるし、根性論を評価すべき時代でもないからです。
仕事を辞めるか辞めないかは人生ベースで考えるべきです。
1年以上働き続けて、今の仕事が向いてない・合わないと感じているのであれば、その仮説はおおむね外れません。
そこで考えるべきことは、「とりあえず3年」を信じたときにこれからの1年が人生にとって価値あるものになるかを考えましょう。
今の仕事が将来価値あるものになるなら続けてもいいと思います。
好きな仕事になりうるなら、という話です。
そうでない場合、やはり転職すべきです。
上述したように、「第二新卒」は企業が積極採用する市場価値の高い人材です。
そして、「第二新卒」は入社3年という賞味期限付きです。
そう考えると、実は3年目で仕事を辞めたいと思った時、賞味期限ぎりぎり、または期限切れの可能性があります。
それに加え、3年も続ければ会社での責任がより増えてきます。強い引き止めの対象ともなりうるのです。
あと1年頑張ったとしても辞めるかも…。そう思っているのであれば、転職活動をおすすめします。
2年目で仕事を辞めたい方へ:転職を成功させるための注意点
仕事を辞めたい2年目の人が転職を成功させるための注意点は、「すぐに辞めると思われないこと」です。
入社2年目からの転職の場合、採用側は「またすぐに辞めるのでは?」という意識がどうしても働きます。
前職で2年頑張った人よりも3年頑張った人の方が「仕事を続けてきた」という事実はありますよね。
入社2年ではその懸念を完全にぬぐえないのです。
とはいえ、自分の人生をより良くするための転職はすべきですし、現に早い再スタートの方がキャリア形成が有利です。あまり心配する必要もありません。
なので、仕事を辞めたい2年目の人が転職を成功させるには、「辞める理由」がカギになります。
新卒2年目が仕事を辞めたいと思う4つの理由
仕事を辞めたい2年目の社会人は、実際どのような悩みを抱えているのでしょうか。
辞めたい理由を確認していきましょう。
仕事辞めたい2年目の理由①:2年目にして仕事ができない
仕事ができないという悩みは、入社2年目に多いものです。
なぜなら、入社2年目ともなれば、仕事の出来について同期と比較されることも多々あるからです。
ただ、この「仕事ができない」という悩みは実のところメリットでしかありません。
というのも、私は前の職場で何百人もの新人教育をしてきました。
その過程で明確になっているのが、「早い段階で仕事ができないと悩んでいる人は、後に成果を出す人材となる」ということです。
もう少し言うと、「仕事ができない自分に対してどうしたら仕事ができるようになるのかを真剣に考えた人は、…」が正しい表現だと思います。
仕事をするうえで誰しも壁にぶつかるのは当然ですが、それを改善する努力をするかどうかが大事になります。
なので、「仕事ができない」という悩みは今の仕事を続けることでも解消することはあります。
ただ、「間違った努力は平気で裏切る」という悲しい現実はあるので、今の仕事が、
- 向いているのか、向いていないのか
- 合っているのか、合っていないのか
- 好きなのか、好きになれないのか
に着目して、辞めるべきかを考えましょう。
好きな仕事だったら、努力もできますし、圧倒的なスキルを身につけることだって可能なのです。
仕事辞めたい2年目の理由②:人間関係が悪くて辛い
仕事を辞める理由として最も多いのが「人間関係」です。
特に、若手社員に対して粗末な対応をする上司も多いと思います。
パワハラ被害にあっている場合は当然のこと、人間関係が悪くて修復困難な場合もいったんリセットして、再スタートを試みた方が賢明だと思います。
仕事辞めたい2年目の理由③:会社の環境が悪くて辛い
会社の環境が悪いことも仕事を辞める理由として多いです。
ブラック企業で働き続けるのは辛いですよね。
長時間労働、無理なノルマを課す、無駄な強制イベントが多いなど、今の時代良い会社とは言い難い職場環境もあります。
過酷な労働環境だと心身の健康を損なう危険性もあるので、この場合は転職すべきです。
仕事辞めたい2年目の理由④:今の仕事ではなりたい自分になれない
入社2年目での仕事を辞めたい理由としては、最も理想的な悩みとも言えます。
自分のキャリア形成を考えた末の転職は大いにすべきです。
そして、タイミング的にも申し分ありません。
これは、あなた自身が自己分析できていることも意味しており、今後多少の失敗があってもそれを力に変えるだけの器量があります。
先が見えない・わからない不安はあるかもしれませんが、大丈夫です。
自分を信じて、なりたい自分を目指しましょう(`・ω・´)ゞ
仕事を辞めたい新卒2年目が転職活動する前のポイント
本記事の前半で、転職を成功させるためには、なので、「辞める理由」がカギと話しました。
そこで、重要なことは「自分が将来どうなりたいのかを明確にしておくこと」です。
環境だけを変えようとした場合、面接において採用側が見抜く可能性が高く、何より、そのような動機での転職は失敗します。
自分が変わることなく、転職しようとしていませんか?
今一度考えてみましょう。
「新卒2年目が仕事を辞めたいと思う4つの理由」を前章で話しましたが、いくらネガティブな理由であっても、実のところ、「今の仕事ではなりたい自分になれない」という理由に繋がります。
「2年目にして仕事ができない」から辞めるのであれば、より得意なこと・好きなことをしたいという意志で転職先を選んでいけばいいのです。
「人間関係が悪い」「会社の環境が悪い」、こういった理由であっても、あなたの能力を発揮できる環境ではないだけで、よりストレスの少ない環境を選んでなりたい自分を求めることに、辞めるだけの十分な理由があります。
そこで重要なのは「自分が将来どうなりたいか」です。「選んだ仕事が将来にかけて好きになりうるのか」です。
そういった基準を自分の中で持っていれば、採用側から「また辞めるのでは?」と思われません。堂々と志望動機を話せます。
新卒2年目での就職活動は、「自分と見つめ合う」といった意味でも人生において有益です。
仕事辞めたい新卒2年目のための「転職エージェント」と「企業口コミサイト」の活用方法
新卒の方がより良い転職先に辿り着くため、求人媒体の活用についておすすめの方法を紹介します。
それは、「転職エージェント」と「企業口コミサイト」の併用です。
ちなみに、
- 「転職エージェント」とは、転職アドバイザーによる様々なサポートを受けることができる求人媒体
- 「企業口コミサイト」とは、企業の内情(実際に働いた人の口コミ情報)を見れる求人媒体
のこと。
具体的には、下記の手順です。
- 【転職エージェントと企業口コミサイトの活用方法】
- ① 転職エージェントと企業口コミサイトに登録する
- ② 企業口コミサイトで気になる企業を探すとともに、内情も見ておく
- ③ 転職エージェントで気になった企業の求人があれば伝える
- ④ 書類選考の通過率が厳しい場合、転職エージェントから推薦状付きで応募する
この方法は、情報を網羅的に収集して転職エージェントで正しい情報に整理できます。(口コミはマイナス評価も多いため)。また、転職エージェントでサポートを受けつつ自分の市場価値を確かめ、場合によっては推薦状を利用することで書類選考の通過率も上げることができます。
詳しくは後述しますが、「企業口コミサイト【転職会議】はとりあえず登録、その上で転職エージェントを複数登録する」のがおすすめです。
それでは見ていきましょう。
仕事を辞めたい新卒2年目のための「転職エージェント」
新卒2年目の方におすすめする転職エージェントは下記3つです。
これらは、完全無料で利用できます。
リクルートエージェント
「リクルートエージェント」は、求人の量・サポートの質ともに充実しており、申し分ない転職エージェントです。
年齢層が幅広く、全国展開しているので、男女を問わず多くの人が利用しています。
私が利用した際には担当者の対応がとてもよかったです。またサイト画面もシンプルな構成だったので使いやすさも際立っていました。
絶対おすすめの転職エージェントです。
doda(デューダ)
「doda(デューダ)」についても、求人の量・サポートの質ともに充実しています。
また、利用者のポジティブな口コミがとても多く、「企業人気ランキング」は有益です。
さらに、「転職サイト(自分で求人検索・応募型)」との併用が可能なので、自分で希望の求人を見つけてエージェントに推薦文を出してもらうといったやり方も良いかなと思います。
リクルートエージェント同様、絶対おすすめの転職エージェントですが、保有する求人内容はそれぞれ違うので、どちらとも登録して損はないです。
マイナビエージェント
初めて転職活動をする方におすすめしたいのが「マイナビエージェント」です。
キャリアが浅くても徹底してフォローしてくれると好評です。対応の面で文句なしといえます。
『首都圏・関西圏の優良企業とパイプが強く、20代~30代向け』、といった印象です。
求職者に寄り添った手厚いサポートに定評があり、職務経歴書や履歴書について丁寧なアドバイスをくれます。
「じっくり仕事を選びたい」「初めての転職なので、書類の書き方や面接が不安」といった方には最適な転職エージェントです。
仕事を辞めたい新卒2年目のための企業口コミサイト
新卒2年目の方におすすめする企業口コミサイトは1つです。
「転職会議」は、有料制もありますが、無料での利用(投稿すれば最大90日間)も可能です。
転職会議
「転職会議」の掲載企業数は、圧倒的に多いです。
正社員だけでなく、派遣社員や契約社員の口コミもあるので、情報を幅広く見ることができます。
さらに、気になる企業を見つけて応募することも可能(転職サイト機能あり)です。基本的には転職エージェントを利用した方がより良い結果を出しやすいのですが、「気になる企業に自分で応募する」といったスタイルもとることができます。
「とりあえず使ってみる」という形でも利用価値が高いです。
さいごに:仕事を辞めたい新卒2年目の方が押さえるべきこと
この章の初めに「企業口コミサイトの【転職会議】はとりあえず登録、その上で転職エージェントを複数登録する」のがおすすめだと話しました。
その理由は下記です。
- 理由①:【転職会議】の企業掲載数は、かなり網羅性があるから
- 理由②:転職エージェントの保有求人はそれぞれ異なるから(気になる企業の求人に引っ掛かりやすくなる)
- 理由③:転職エージェントのアドバイザーと相性が合わない場合に切り替えが可能になるから
以上を押さえておけば、情報収集も転職活動のノウハウも網羅できるので、より良い結果に繋がりやすいことは間違いありません。
ただ、求人媒体は手段であって、本当に押さえておくべきは、行動することです。
行動しないと仕事を辞めたいという気持ちに対し、何の解決策も見出せません。
なので、行動することが大事です。
そして、行動しながら自分の将来について考えていきましょう(`・ω・´)ゞ
ーーー【追記】ーーー
筆者はパワハラ被害で長く苦しみ、当時のことを記事にしています。
もし興味があれば、ご覧ください。
≫パワハラ被害者のその後【辛い経験だったけど幸せをくれました】