- 仕事を辞めるか辞めないかに迷いすぎて、どちらの判断が正しいのか自分では分からない。何か判断基準はないの?
- 仕事を辞めるか辞めないか、どちらの判断に至っても後悔したくない。
本記事の内容
- 仕事を辞めるか辞めないかの判断は「行動」でしか答えが出ない
- 仕事を辞めるか辞めないかで迷っている人に伝えたいこと
こんにちは、taroです。
私はこれまで4回転職してきました。
仕事を辞めたいと思う度に「仕事を辞めるか辞めないかの判断」をしてきたわけですが、この「判断」には絶対不可欠の答えがあります。
結論から言うと、「行動すること」です。
かなり抽象的な答えだと思いますが、行動することでようやく「仕事を辞めるか辞めないか」の判断を自分なりに見出せます。
逆を言えば、「行動しないと納得いく判断ができない」のです。
そう断言する理由について、過去の経験を踏まえつつ、解説していきます。
仕事を辞めるか辞めないかの判断は「行動」でしか答えが出ない
本題に入る前に、前提条件があります。
それは、「辞めるべき場合」が存在することです。先にこちらを話しておきます。
【前提】仕事を辞めるか辞めないかの判断に際し、「辞めるべき場合」がある
仕事を辞めるか辞めないかの判断で迷っている暇すらない「辞めるべき場合」が存在します。
それは、「パワハラを受けている場合」と「仕事が原因でうつ病のおそれがある場合」です。
この2つは対策を講じないことで心身をむしばんでいき、働ける状態を奪ってしまいます。
私は両者を経験して休職しました。回復するのにやはり時間を要しました。
復職制度は整っていましたが、そんな職場で長い人生を送っていく勇気なんて持てませんでした。
そういった環境で仕事を続けることは、人生において明らかに不幸です。
経験上、「辞めるべき」だと思います。
とはいえ、「すぐに辞めるべき」というわけではありません。
休職・有休・異動等のあらゆる方法を適用して、今の環境からいったん離れましょう。
その上で、次の働き方を模索すべきです。
そうしないと、先が見えない不安に悩まされます。
なので、上記2つに当てはまる場合は、「経験者が仕事を『辞めるべき』と主張する状況に置かれているんだな」と受け止めて、適切に行動しましょう。
給料が安いから?家族がいるから?仕事を辞めるか辞めないかで悩む理由は様々
仕事を辞めるか辞めないかで悩む理由は様々です。
「給料が安いから」という人もいれば、「家族がいるから自分だけで決められない」といった人、「やりがいが見いだせない」という人もいます。
収入面なのか、やりがいなのか、人間関係なのか、労働環境なのか、それぞれある悩みを解決するためには「何が最適解なのか」、これを見つけなくてはなりません。
そうすると、転職活動等を通して次の算段をある程度つけないと、辞めた方がいいのか、辞めてもいいのか、そういった基準が確立されないのです。
仕事を辞めるか辞めないかの判断で、他人に依存するのは厳禁【経験則】
仕事を辞めるか辞めないかの判断で、経験上お伝えしたいのはこれです。
他人に依存するのは厳禁、ということ。
もちろん家庭の状況は検討材料になりますが、結局は自分で決断するしかないのです。
私は、新卒入社の営業職時代に仕事を辞めたいと思ったとき、わりと多くの人にその気持ちを打ち明けていました。
「仕事内容が合わない、もう続けていけない」そう思いながらも、辞めるかどうかの決断を自分一人で下すには少々荷が重く感じていたのです。
また、引き止められそうで上司に言い出せない自分もいました。
一人で悩んでいくうちに「辞めるという選択が本当に正しいのか?」という不安は大きくなる一方でした。そして、誰かに背中を押して欲しくなりました。
仕事を辞めるか辞めないかをさまよいながら、「今の仕事も嫌、辞めると言えない自分も嫌、しっかり決断できない自分も嫌」そうやって誰かの力を借りようとしたのです。
実際に他人の意見を多くもらいましたが主張は様々でした。「辞めてもいいよ」という人もいれば、「続けるべき」という人も。その度迷路に迷い込んでいました。
そして、「結局自分はどうしたいんだ?」そこに辿り着きました。
他人はあくまで他人、大事な決断を他人に依存しても自分の納得する答えはでない、むしろ不安になっていくだけ。本当にどうしたいかの答えは自分しか持ち合わせていない、そう感じたのです。
【結論】仕事を辞めるか辞めないかの判断は、行動しないと納得の答えは出なかった
営業職のときは正直失敗でした。長いこと悩んだ挙句、辞めたい一心で次を決めずに退職しています。
一方、在職中に転職活動をしていたときは違いました。
ここに明確な答えがありました。仕事を辞めるか辞めないかの判断は「行動しかない」と。
なぜなら、「今と次」を対比できるからです。
結局、大事な決断をするからには他人のせいにすることはできません。最後は自分で選択しかないのです。
他人のアドバイスどおりに生きてもその後を保障してくれる人はいないし、下手をすると他責の念に駆られます。
だから、自分が納得できる答えを出すために行動しましょう。
そのためには、「今の状況」と「次の予定」を対比できるところまで情報を浮かび上がらせる必要があります。在職中の転職活動が最も合理的です。
何度も仕事を辞めたいと思ってきた私なりに、転職活動のエッセンス・効率的な方法を下記記事にて詰め込んでいます。行動したい方は是非参考にしてください。
>>関連記事:仕事を辞めたいなら転職先が決まらないままの退職は絶対回避【断言】
仕事を辞めるか辞めないかで迷っている人に伝えたいこと
記事の後半ではさらに深掘りしてみます。
仕事を辞めるか辞めないか、どちらの判断に至っても後悔はしたくないところです。
そこで、迷っている人に経験上伝えたいことを述べていきます。
仕事を辞めるか辞めないかの判断では、わりと孤独な戦いになります
仕事を辞めるか辞めないか、その答えを見つける旅はわりと孤独です。
情報収集に苦労するし、在職中の転職活動となれば時間・体力ともに消耗します。何かと余裕がなくなるのです。
なので、自分が今後どう在りたいか、それだけは前もって明確にしておきましょう。
これからの自分が求めるもの、それが明確であればあるほど、情報を精査しやすいです。無駄も省けます。
色んなものが判断材料となるように感じるかもしれませんが、基準は「自分が求めるもの」です。
そして、他人のアドバイスはほどほどにしましょう。考えなしに流された結果の決断は後悔の可能性があります。そういう人は本当に多いです。
【注意】仕事を辞めるか辞めないかに迷いすぎて、占いに頼るのはやめましょう
また、仕事を辞めるか辞めないかに迷った挙句、占いに頼るのは厳禁です。
もうお分かりでしょうが、他人への依存は何の解決にもなりません。占いも同様です。
そして、私は過去、仕事を辞めたいときに占いに行って失敗しています。
興味とお時間がある方は、下記記事にて失敗談を参考にしてみてください。
>>関連記事:仕事を辞めたいときに占いが無料だったので行ってみたお話【体験談】
仕事を辞めるか辞めないかの判断で、深く悩まなくても大丈夫です
とはいえ、あまり深く考えてもいけません。
ずっと一人で考え続けても、迷路に迷い込んでしまいます。
例え話が仕事ではなく申し訳ないのですが、少し話を。
私は、青春時代をサッカーに捧げました。
高校では、毎朝、夜遅くまで部活に励んでいました。「ボールはともだち」ぐらいの勢いです。
高校最後の大会。
「青春ぜんぶ懸けて、ここまでやってきた…。絶対にここでサッカー人生を終わらせたくない。」
そんな気持ちで挑んだものの全国に行くことはできず、不完全燃焼で幕を閉じました。
大切なものを失うのは辛いです。
ただ、悲しい現実ですが、プロを目指すなんて確率が悪すぎます。生活できません。
その後の私は、社会人サッカーすらやっていません。
つまり言いたいことは、辞めたくないほど大切なものであっても、辞めてしまえば当時の感情は薄くなっていきます。次の行動に移ればそれなりにやることがあるので、行動後の自分が当たり前になる、ということ。
なので、今の仕事を失う不安があったとしても、行動後の決断であれば大丈夫です。
仕事を辞めるか辞めないかは、行動しつつ考える、その上で決断しましょう
仕事を辞めるか辞めないかは、行動しつつ考えていきましょう。その上での判断です。
なぜなら、行動の過程で判断基準はより明確になっていくからです。
「今の仕事を辞めたい」という気持ちを解消できるか。そんな視点で物事を捉えると、その差分も見えやすいのではないでしょうか。
そして、最終的には心の声に従いましょう。
行動して考え抜いた仮説(転職後の見込み等)は、そう簡単に外れたりしません。
そこは自分を信じて大丈夫です(`・ω・´)ゞ
ーーー【追記】ーーー
筆者はパワハラ被害で長く苦しみ、当時のことを記事にしています。
もし興味があれば、ご覧ください。
≫パワハラ被害者のその後【辛い経験だったけど幸せをくれました】