自分は一生懸命働いているのに、
- いつもパワハラ上司の身勝手さに振り回される、許せない!!
- パワハラ上司の末路ってどうなるのか知りたい!
と、思い悩んでいませんか?
このページでは、パワハラ上司に悩んできた人の被害体験を調査する過程でわかった、パワハラ上司の末路について事例を紹介したいと思います。
パワハラ上司の末路は悲惨な人生【体験事例】
パワハラ上司の末路|因果応報前【加害者の性格は「自己愛が強い」「傲慢」という特徴だった】
このパワハラ上司は、私だけではなく多くの部下からも嫌われていました。
なぜなら、性格が「自己愛が強い」「傲慢」という特徴を持っていたからです。ナルシスト的な感じです。
自分の仕事に評価が付くとすぐ有頂天になるのです。感情的な物言いをする人だったので気分が高ぶったときの周りは最悪です。
周りが忙しくしている時もお構いなしで自慢話をしてきます。そしてすぐに「飲み会を開こう」と言い出すのです。
パワハラ上司は自分の仕事の成果を聞いてほしくてたまらないので、何時間も私たち部下に対して自慢話をしてきます。みんな嫌がっているのは明らかなんですが本人に自覚がありません。
また、タチが悪いことに傲慢な性格なので、「俺はこんなに成果を上げている、それに比べてお前たち(部下)はまだまだ物足りないなぁ」といった話を平気でしてくるのです。
「部下がしっかり働いているからあなた(パワハラ上司)に評価が付いているんだろ!」と内心では感じるところですが、本人は思い上がっているので気付きません。
おごり高ぶり、他人を見下すことで優越感に浸ろうとする、とてつもなく厄介者でした。
パワハラ上司の末路|因果応報前【不機嫌な時も多く、無視もひどかった】
私は部下の中でも特にパワハラ上司のことが嫌いな方だったと思います。
好き嫌いが激しい、感情的な物言いも多々ある、差別的発言をする、、、人を人として扱えない言動の数々を1年程見てきて、どうしても拒絶反応が生まれてきました。
私はパワハラ上司とできる限り関わらないように努めました。その意思表示は相手にも伝わっていたのかもしれません。次第に無視をされるようになりました。
パワハラ上司と関わらないで済むのは有り難かったのですが、業務連絡でも無視、、、どうしても報告が必要な場面でさらに話しかけると、不機嫌さを表現するかのごとく「あぁっ!?」と聞き直してくる、、、そういったことが度々起こり、こちらも怒りの感情を抑えるのに必死でした。
とにかくそのパワハラ上司のことが嫌いだったわけですが、上司がついに出世することになったのです。
そして、パワハラ上司の昇進祝いを開くことになりました。
ちょうどパワハラ上司との確執も強くなってきたタイミングのことだったので、どうしても昇進祝いに行きたくありませんでした。飲食の席で自慢話をしているパワハラ上司の姿を想像するだけで吐きそうでした。
当日私は、体調不良を理由に昇進祝いを欠席しました。
パワハラ上司の末路|因果応報前【ネチネチとしたいびりを受け始める】
パワハラ上司は、昇進祝いの翌日以降、私に対してネチネチとしたいびりを始めるようになりました。
主に私の性格を批判するといったもので、鬱陶しいほどしつこい、、、とにかく「いじめ抜く」といった執念を感じました。
「お前は嫌なことがあったら、すぐに具合悪くなるからな」「もう会社にいらないよ」など、毎日のように言われ続けました。
そして、挨拶・業務連絡時の無視は相変わらず、、、さすがに気持ちが落ち着きませんでした。
あまりの攻撃に周囲も気遣ってくれました。ですが、周囲からすれば「下手に干渉するこで自分もターゲットになるかもしれない…」そんな気持ちがあったのでしょう、誰も異議を唱える人はいませんでした。
「(パワハラ上司が)出世でも何でもいいから早く異動してほしい…」私の気持ちとしては当然のこと、部署内でもそんな意見が多く出ていました。
パワハラ上司の末路|因果応報前【会社がパワハラを隠蔽!?】
ただ私は限界でした。それ以上の人格否定は耐えられないと思いました。
そこで私は、ハラスメント相談窓口となっている人事部に相談しました。パワハラ上司からの「言葉の暴力」「無視」等が繰り返し行われている、だから異動等何らかの措置を採ってほしい、そうお願いしたのです。
当初人事部は真摯に話を聞いてくれました。私が作成した被害記録の日記も受け取ってくれました。なので、会社がちゃんと対応してくれるだろうと安心しました。
ところが、数日後パワハラ上司から呼び出しを受けました。人事部に相談したことがバレていたのです。
私は予想外の出来事に動揺してしまい、相談していないと嘘をつきました。
ですが、そんなことを聞き入れるわけがなく、パワハラ上司は激しい暴言を繰り返しました。
「お前辞めろ」「降格させるぞ」「異動させるぞ」など、まるで私が犯罪者であるかのように詰め寄られ、頭がおかしくなっていく、、、その時の状況を今でも鮮明に覚えています。
もう嘘は突き通せないと思い、相談した事実を正直に伝えました。
私は、人事部に渡した日記に基づいて気持ちを説明し、「もう限界だからこれ以上の暴言辞めてほしい」旨伝えると、パワハラ上司は「日記を書いてるなんて嘘つくなっ!」と言うのです。
人事部に後日確認したところ、「日記なんて受け取っていない」との返答。。。まさか会社が、、、隠蔽!?
パワハラ上司の末路|因果応報の時【職場のいじめはエスカレートするも、逆転劇が起こる!】
それからの日々は地獄でした。
パワハラ上司は私に直接攻撃するだけではなく、色んな人にあることないこと言いまわっていたようです。
もう仕事を辞めよう、、、そうしないと自分は壊れてしまうと思いました。
しかし、メンタルがすり減っていくと比例するかのように、「何で自分の方が辞めないといけないのか、ただの泣き寝入りじゃないか」という気持ちも強くなっていきました。
パワハラ上司に仕返ししたい、、、一発殴るまで、せめて何か物申すところまでいかないと終われない、そう思いました。
何か追い込む手立てがないか、そんなことを考え抜いた結果、証拠を残すこと、具体的にはボイスレコーダーで暴言・悪口を録音することに決めました。
証拠はすぐに取れました。嫌味を言われている時に「返事しない」「口をきかない」といった、相手からされていた行動を私の方がしたところ、感情的になったパワハラ上司は、声を荒げるように暴言・悪口を言ってきたのです。
私はすぐに人事部に持っていきました。「今度は労基署にも行くつもりです」と告げ、録音した証拠を提出しました。
翌日、同僚に聞き取り調査が行われました。中には事実のとおり話してくれた人もいたようです。
そして、パワハラ上司は1週間の自宅謹慎になりました。
さらに出世は取り消され、それどころか降格までも決定したのです。
この時「スカッと」しました。正直「ざまぁない」とも思いました。
パワハラ上司の末路|因果応報後【嫌われ上司の末路は悲惨な人生】
パワハラ上司が1週間後会社に復帰しました。周りには私の悪口をずっと言っていたようですが、直接の暴言はなくなりました。
数ヵ月後、パワハラ上司は人事異動で事実上の左遷になりました。
あんなに飲み会が好きだったパワハラ上司も送別会では静まっていました。1時間程経ち、パワハラ上司を見ると、隣には誰もおらず手酌(自分で酒を注ぐ)する姿がありました。
やっぱりパワハラ上司にはバチが当たるんだと思いました。
この時の私の感情は、「やっぱりパワハラ上司にはバチが当たる」「これは天誅だ」「嫌われ上司の末路としてふさわしいな」というものでした。
パワハラ上司は40代後半、お金・権力・地位といった価値ばかりに目を向けていた人なので手離す勇気なんてないはず、、、今後も会社にすがり続けるしかないでしょう。
出世する予定だったのに出世できない、それどころか降格させられた、、、左遷での単身赴任なので家庭崩壊だってありうる、、、今後窓際で仕事をしていくパワハラ上司を想像すれば、悲惨な人生は目に見えてます。
パワハラ上司の末路|因果応報後【今度は私が会社から仲間外れにされる】
私は「パワハラ上司との戦いに勝った」そんな感覚になっていました。私自身が有頂天になっていたのです。
気付けば、今度は私が会社から仲間外れにされていました。
結局その後も辛い状況になりました。新しい上司は私と関わらないようにしているのが明らかでした。部署内でもそういった人が一定数いました。
横柄な態度を示したら人事部に駆け込まれる、そういったイメージが私に付いたのかもしれません。
たしかに、今後のパワハラ対策についてそんなことを考えていたのも事実です。
いつの間にか私自身、憎しみを晴らすことに執着していたかのように思います。
パワハラ上司が手酌している姿がその後も焼き付いており、気分が晴れたかというと微妙ですし、このまま会社にいても楽しくない、そう思うようになりました。
パワハラ上司の末路は悲惨だったけど、私もまた悲惨な末路を迎えそうだと感じたのです。こんな会社にいてもバカバカしいと思いました。
なので退職することにしました。その後の私は別の会社に転職しましたが、実のところ早めに転職していればよかったと思っています。
パワハラ上司からされてきたこと、これは一生忘れることできないと思います。ですが、環境さえ変われば、深い恨みに囚われないで済むようにも感じるのです。
パワハラ上司の末路(体験事例)を振り返り、対策はあるのか?
パワハラ上司の末路を知った上で対策を考えてみる①|あなたは何を求めている?
あなたの上司が「パワハラをした」と認定された場合、相手の末路は間違いなく悲惨な人生です。
被害者としては、そうなってほしいと願いますよね。
相手に対する憎しみが根深いのは、私も経験者なので痛いほど分かります、、、
ただ、パワハラ上司に執着すればするほど、自分の人格が変わっていく、具体的には攻撃性が強い人間になっているのを感じていませんか?
これ、もはや不幸です。
パワハラ上司なんかのために、自分も底辺に成り下がる必要なんてないです。
裁判・労災・処分といった手段もありますが、実のところ勝率がめちゃくちゃ低いです。
なので、パワハラを認定させる障壁の高さ、復讐心に駆られた自分自身の末路も考えておきましょう。
あなたが求めるものは、復讐ですか?新しい自分ですか?
パワハラ上司の末路を知った上で対策を考えてみる②|会社にとって貴重な存在はどっち?
パワハラ上司とあなた、会社にとって貴重な存在はどちらか、客観的に考えておきましょう。
会社における厄介者として、パワハラ上司は当然該当しますが、被害者もそれに含まれる可能性があります。
会社の立場からすると、パワハラ発生は非常に面倒くさいはず、、、
パワハラ防止法の施行により、表面的にそういった主張はできないものの内心はそうです。
「パワハラが発生した会社」なんて思われたくないですし、本来の仕事を遅延させる問題はできるだけ避けたいところです。そして、内容が内容だけに社長も担当者も頭を抱えます。
このことからも、会社がパワハラを隠蔽する事態が生じるのです。
なので、会社がパワハラ上司よりあなたを存続させたいと思っているようであれば助けてくれると思います。そのような状況下であれば戦ってもいいと思います。そうでなければ転職した方が絶対にマシです。
理不尽な話ですが、パワハラ上司は問題にならない限り出世する傾向があります。復讐に失敗した場合、自分の立場が悪くなりパワハラ上司は出世していく、、、そんなの見たくないですよね。
ーーー【追記】ーーー
筆者はパワハラ被害で長く苦しみ、当時のことを記事にしています。
もし興味があれば、ご覧ください。
≫パワハラ被害者のその後【辛い経験だったけど幸せをくれました】