- 公務員なんてもう辞めたい、、、
- 自分にはこの環境が合ってないと思う、、、
- でも公務員を辞めるってあんまり聞かないし、辞めても大丈夫なのかな、、、
- 20代なら辞めても人生巻き返せるかな、、、
と悩んでいませんか?
本記事では、
- 公務員を辞めたい20代・第二新卒が迷わず行動すべき理由
- 公務員を辞めたい20代・第二新卒の人生を巻き返す具体的な方法
といった内容で解説します。
こんにちは、taroです。
私は35歳を過ぎて公務員を辞めました。
転職活動もなんとか成功し、今は自分に休暇を与えてブログを書いています。
転職活動を通じて思ったのですが、公務員を辞めるって30代・40代になっていくにつれ、厳しい現実にぶち当たります。
それとは違って、20代であれば未経験でも多くの民間企業から求められています。
努力次第では、公務員の何倍もの収入・やりがいを手に入れることができるので、人生の巻き返しに大賛成です。
とはいえ、当人にとっては一大事なはず。決断が正しいのか迷いますよね。。。
経験者からいえる結論:20代・第二新卒の人は公務員を辞めてOKです。
悩む暇すらないというのが本音です。行動に移しましょう。
そう断言する理由も含め、記事にて解説します。
結論:公務員を辞めたい20代・第二新卒は迷わず行動すべきです
そう断言する理由は下記4つ。
- 辞めたいと思った時点で続けるリスクが大きいから
- すでに公務員以外の将来を見ているから
- 「辞める」と「辞めない」では、後者の方が後悔するから
- 20代・新卒は人生の巻き返しが十分可能だから
詳しく見ていきましょう。
理由①|辞めたいと思った時点で続けるリスクが大きいから
20代で公務員を辞めたいと思った場合、辞めないで続けていく決断の方がリスク大です。
「公務員=安定」みたいなイメージがありますが、それは違います。
安定だったはずの収入面でさえ、
- 退職金は、減少の一途をたどっている
- 年金は、優遇措置がなくなった
- 給与は、以前のように減らされる可能性がある(日本のGDPは伸び悩んでいる)
など、ここ数年で変動してきたし、今後の不安も拭えません。
昔の人が信じてきた「公務員=安定」は、もはや幻想です。
それに、お金だけをもって安定とはいえません。
公務員は、人間関係が崩れると逃げ場がなくなるなど、心身面の不安定が懸念されます。
ただ、一番の懸念は、市場価値のない人材になっていくことです。
我慢しながら働き続けたとして、30代でやっぱり辞めたいといっても、公務員で培った経験が活かされる職場なんて本当に限られています。
公務員の転職事情は「未経験」扱いがほとんどなのです。
そういった現実・リスクをしっかり見つめましょう。
>>参考:【体験談】公務員が安定してないと思う理由|私の不安定な10年
理由②|すでに公務員以外の将来を見ているから
公務員を辞めたい理由は人それぞれですが、少なくとも、今のあなたは公務員以外の世界を見ていて、自分の居場所を探しています。
言い換えれば、公務員が自分に合っていないと思ったわけですよね。
20代でそういった感覚になるって凄く大事です。30代以降にそう思っても制限される要素が多すぎるんです。
公務員の定年退職は伸びるでしょうし、長い人生を費やすなら「好きな仕事」をしていたいですよね。
なお、「ほかの公務員はどんな理由で辞めたいと思ってるんだろう、、、知りたいな」という人は「公務員を辞めたい7つの理由&退職経験を踏まえた対処法」という記事も参考になると思います。
理由③|「辞める」と「辞めない」とでは、後者の方が圧倒的に後悔するから【体験談】
私は一度、20代半ばで公務員を辞めたいと強く思いました。
しかし、周りの反対もあって「辞めないで公務員を続ける」ことを選びました。
正直、そのとき辞めなかった後悔は大きいです。
なぜなら、自分が求めていたもの(好きな仕事)とは逆の、つまり自分が納得しない方(嫌な仕事)を選択したからです。
私の場合は、公務員のシステムが苦手でした。
- 理不尽さを感じながら、上の言うことにYESでしか返答できない環境
- 本来の業務に集中したいけど、不毛なことが多すぎる環境
- 外部の人間より内部の人間に気を使う環境
など、「何のために、誰のために」働いているのかわからなくなったのです。
退職断念後の私は、理不尽な環境に押し潰されないため、誰にも文句を言わせないくらい仕事ができる人間になろうと努めました。
しかし、公務員としての能力を上げても辞めなかった後悔はずっと持っていました。それなりの評価がついてきても、最終的には30代でパワハラを受け退職しました。
そもそも公務員という環境が自分には合っていなかったのだと思います。
そういったことを20代で気付いていたのに、行動に移せなかったことは、特に後悔しています。
ただ、30代であっても「辞めてよかった」と思います。
実際に辞めてみたら解放感しかなかったし、今度は「自分のために」働く努力ができます。
なので、自分が納得するまで考えて「辞める」と決断したのなら、後悔するわけがありません。
理由④|20代・新卒は人生の巻き返しが十分可能だから
20代・新卒の人生は巻き返しが十分可能です。
これはガチでして、うらやましい限りです。
転職事情を調べていけばわかると思うのですが、あなたは業種を選べる立場にあります。
要するに、自分がやりたい仕事を選べる環境なんです。
就職氷河期世代の私にとっては信じられない現象でした。
またまた、私を例にして申し訳ないです<(_ _)>
私は「IT関連の道に進みたいな」と思いました。
市場価値が高く、今後役立つスキルとして申し分ない業界だと確信したのです。
「人生巻き返しを図るならIT業界一択だ」とまで思いました。
しかし、IT業界は「未経験なら20代まで」という壁が事実上ありまして、30代ではどう考えても転職が難しいのだとわかりました。
無理なものは無理ですし、努力する方向性を間違っても意味がないので、断念しました(´・ω・`)
この過程でわかったことは、市場価値の高いIT業界は、未経験であっても20代なら門戸は開いているということ。むしろ欲しています。
公務員を辞める決断ができるほど熱量がある人なら、めげない力が備わってると思うので、IT業界はありなんじゃないかと思います。
とはいえ、ほかの業界もたくさん門戸は開いているので、もし公務員を辞めると決めたのであれば、今度こそ、自分がやりたい仕事を見つけましょう。
公務員を辞めたい20代・第二新卒が人生を巻き返す具体的な方法
記事の後半では、今後どのように行動していくかについて解説します。
「人生巻き返し戦略」なんて項目にしていますが、重く考える必要はありません。
なぜなら、20代・新卒だったら、行動の先に明るい未来しか待ってないからです。
これから、あなたがやるべきことを3つに分けて解説するので、着いてきてくださいね。
何も難しくありません。「気持ちを整理して、行動する」だけです。
方法①:自分をじっくり振り返る
「自分は何のために働こうとしているのか」を一度振り返ってみましょう。
これは、衝動的に公務員を辞めるといった判断を防ぐためです。本当に辞めていいと思えるのか、納得いくまで考えましょう。
仕事をするうえであなたが優先するものは何ですか?
例えば、
- やりがいが欲しい
- お金を稼ぎたい
- 誰かの役に立ちたい
- 気の合う仲間と仕事をしていきたい
- 逆に人と関わらない仕事がしたい
など、優先するものを考えてください。
今の職場でいずれ得られるのかどうかも含めてです。
複数あるかもしれませんが、あなたが「仕事に求めているものは何か、将来の自分はどう在りたいか」を明確にしておきましょう。
方法②:見通しを立てる
自分を振り返ってみて、将来の自分がどう在りたいか、なんとなく見えますか?
次は、目標設定です。
自分が求めるものを掴むため、具体的に見通しを立てましょう。
目標に意識を向けなければ、今の辛い気持ちを改善することはできません。
例えば、
- 30代の自分はどうなっていたいか?
- 40代では?
- 50代では?
- 求めているものが掴めそうか?
- そのために必要なスキルは何か?
- どういった働き方でそれは達成できるのか?
など、将来に向かって考え、目標をより明確に描いていきましょう。
これは、後々転職活動でも役に立ちます。
将来の働き方を描いている人の志望動機は、目標から逆算した形になるので、「将来的に〇〇を目指したい、だからこそ、この会社を選んだ」という伝え方になります。
目標が明確だと、面接のときも説得力があるし堂々と話せます。
方法③:行動する
なんだかんだ、これが最重要です。
とりあえず、行動する。
行動しなければ、何も始まりません。今のままです。
行動指針は下記3つ。
- その①:転職活動は在職中に行う
- その②:転職エージェントを利用する
- その③:一休みするのは、転職先が決まってから、または、公務員を続けると納得してから
それぞれ理由があります。
- その①の理由:転職活動を通じて、本当に公務員を辞めてもいいのか再確認できるから(リスク回避)
- その②の理由:就職・転職経験に乏しく未経験採用が基本となるため、自力で転職活動を行うより専門アドバイザーを利用した方が合理的だから(ダラダラ防止)
- その③の理由:ダラダラすることが一番ダメで、やらなかった後悔は今後計り知れないから(納得するまでとにかく行動)
以上ですが、けっこうハードですよね、、、
でも必要です。
悔いが残らないように、やりましょう(`・ω・´)ゞ
最後に、公務員の方におすすめの転職エージェントは下記2社です。
doda(デューダ)|様々な転職スタイルに対応。転職成功者の実績・評判がともに高い。全国都市部に拠点あり。
リクルートエージェント|体制も安定的で面接対策好評。案件も豊富。全国都市部に拠点あり。
※登録は5分程度で終わります。一度登録してメールを確認しつつ、興味ある案件に応募するだけです。担当者との相性もあるのでこれら2~3社を登録してやりとりを交わし、選んだ方がいいかなと思います。
まずは気持ちを整理 → そして、行動しましょう。
ーーー【追記】ーーー
筆者はパワハラ被害で長く苦しみ、当時のことを記事にしています。
もし興味があれば、ご覧ください。
≫パワハラ被害者のその後【辛い経験だったけど幸せをくれました】