【体験談】公務員が安定してないと思う理由【私の不安定な10年】

  • 公務員の一番の魅力といえば「安定」でしょ?
  • でもなんか「公務員=安定」っていう具体的なイメージが湧かないな、、、
  • 本当に公務員って安定してるの?してないの?

このような疑問について解説します。

本記事の主な内容

  • 公務員が安定してないと思う理由
  • 公務員の安定について意識すべきこと

こんにちは、taroです。

私は元公務員で、10年くらい勤めていました。

30代でパワハラを受けて退職を決めました。「人生詰んだな…」そう思いましたが、何とか生きてます。

一般的に公務員は「安定している」といわれるところ、私は全然安定してない人生を歩んでいるので、なぜ安定していなかったのか、私の経験も交えつつ、この記事を書くことにしました。

 

公務員が安定してないと思う理由

私はお金の安定を求めて公務員になりました。そこが大きな間違いでした。つまり「安定」とは「お金だけではない」と思うのです。

私が経験上思うこととして、下記3つに分類しました。

  • 金銭面の安定 → 安定しているとまでは言い難い
  • 心身面の安定 → 安定してない
  • 市場価値という面の安定 → 全然安定してない

それぞれ詳しく見ていきましょう。

安定してない理由①:【金銭面】給与等は景気に左右される

金銭面についてです。

公務員になるんだから、生涯設計が立てられるくらい、安定収入であってほしいですよね。

公務員の給料・ボーナス・退職金等は、国家公務員・地方公務員ともに、景気の変動・国や市区町村の財政状況によってに左右されます。

よく考えると当然なんですが、景気悪化で民間企業が苦しいとき、公務員の給料が高く安定しているのって、なんか腑に落ちませんよね。

私が公務員になって5年位、景気悪化で給与・ボーナスが何度か下がりました。その後安倍内閣の決定で少し給与が上がった時期もありましたが、それでもほかで調整も行われています。

退職金は下がり続けています。年金の優遇措置もなくなりました。

つまり、わりと変動しています。

定年退職した上司を見ていて思ったのですが、再就職をしている人、当初完済予定のローンを払い続ける人が多かったので、「公務員も意外と安定してないな」というのが実感でした。

公務員には労働に関する制限(ストライキが起こせないなど)が法律で定められています。なので、「金銭面はある程度保障するから、文句を言わずに働きなさい」というのが本質だと思います。その金銭面がグラついては、わりとつらたんです(´・ω・`)

日本のGDPが伸び悩んでいるところを考えると、今後の安定を期待することは危険です。

それでも、「リストラはないし、ある程度の収入が見込めるならいいんじゃないの?」と思われるかもしれません。

この点、公務員には懲戒処分とは別に「分限処分」というものがあり、「免職(解雇処分)」されることがあります。2015年には大阪市が「能力不足」を理由に2名を免職しています。

公務員は過去の事例を適用する傾向があるので、国や地方の財政悪化等を理由に、処分対象者が出ることも否定できません。

なので、金銭面において、公務員の安定神話は崩壊しているとみるべきです。

安定してない理由②:【心身面】ストレス要因が多い

金銭面については「しっかり働く。収入に見合うお金の使い方をする。」これを徹底すれば大丈夫です。安定的に暮らせます。

問題は「心身面の安定」です。心身が安定しないケースが公務員には多いのです。つまり「ストレス要因が多すぎる」ということ。

外国では消防士が英雄扱いされるなんて話もありますが、日本では公務員全般で冷ややかに見られていることは否めません。不祥事があったときの批判は激しいですよね。

世間体を気にしなければいけないことは精神的負担となります。行政に対して「たらいまわし」という印象を受ける人は多く、実際クレームも多いです。

このような外部要因は一例でしかありません。組織内部は基本閉鎖的なので、色んなストレスがうごめいています。

例えば、公務員は交友関係が自然と職場内に収まってしまいます。

これは外部との付き合いが多くなると、その分トラブル発生の確率も上がります。飲酒の席でもめた、つい個人情報を漏らしてしまった、なんてことは大きな問題です。そのため身内同士で交友関係を築く方が気が楽になりますし、そういった価値観が徐々にできあがります。

そんな価値観ができあがる中、閉鎖的かつ縦社会の組織で、上層部に睨まれたら逃げ道がないです、、、
そのほか、若いうちにやる気を削がれる傾向もあります。

これは年功序列制度に問題があります。若い公務員がベテランの10倍働き、結果を出したとしても、給料で追い越せる訳がありません。給与明細を見比べたら悲しいだけです(´・ω・`)

やる気がある優秀な人は、「好きな仕事・業務」に当てはまらないと、この現実が重くのしかかってくるでしょう。

そして、「残業」「無駄な業務」も多く、体力面も消耗しがちです。

閉鎖的な環境で人間関係を築かなければいけない分、そこにはストレスや嫌がらせがうごめいており、加えてやる気・労働環境の面でも恵まれているとは言い難いです。公務員の心身は、環境に合わなければ不安定になりやすいといえます。

安定してない理由③:【市場価値の面】もしものときに、つぶしがきかない

若くやる気がある人は特にここを意識してほしいと思います。

30代以降、転職等を考えてもつぶしがききません。

公務員の仕事は特殊ゆえ、会社が欲する人材とは程遠くなり、市場価値がありません。

上述したように公務員はコミュニティが身内で偏りがち、スキル面で市場価値も低い、家庭環境によっては嫁ブロック等もあり、何らかの理由で転職しようとしても、結局身動きが取りにくい状況となります。

そして、公務員は副業禁止なので、稼ぐ力も身に付きません。

ちなみに、20代であれば転職事情からみても大丈夫なので、後々後悔しない判断をすべきだと思います。

私の場合は、「パワハラという人間関係・労働環境に悩む → 30代で退職 → 転職するにも市場価値がない」といった感じでして、不安定の象徴です。

以上が、私の経験上思う「公務員が安定してない理由」です。

 

公務員の安定について意識すべきこと

記事の後半では、これを深掘りして話します。

特に、公務員志望者・現職の20代の方に伝えたい内容です。

少し主観的なので、流し読みでもかまいません。

安定志向だけで公務員を目指すのは、オススメできない

「消防士になりたい!」「検察官になりたい!」など、明確なやりがいを持っているなら問題ありません。ただ、「公務員=安定だから」といった、安定志向だけで公務員になるのは危険です。

やはり「好きな仕事」でなければ今後辛いですし、仕事のやりがいは求めるはずです。

「やりがい」という点において、公務員は役職を上げていく「昇進」に目を向ける傾向があります。
私は雑魚だったのでそこそこルートでしたが、若くして管理職になった人もいまして、多くの人は毎日大変そうでした。

上層部との飲み会や会議、指示伝達等、管理職としての教養が徹底的に始まります。

以前は温厚だった人が、「管理職になってから人が変わった」ということはよくあります。

時に、指示内容が明らかに本人の意志ではなく、言葉の端々に上層部の意向が混ざっていることもあり、それが本質とズレていた場合、実に苦しそう、、、そんな場面を幾度となく見てきました。

若い管理職、、、精神グラたんです(´・ω・`)

私は「昇進に目を向けるやりがいってどうなんだ?」そんなことをよく考えていました。

なので、公務員になるなら「昇進」をやりがいにしなくてもいいように、仕事内容に着目して目指すべきです。

自分が安定志向な性格だと分かっているなら、公務員はあり

結論として、公務員の痛いところは「自由が利かない」ことです。

なので、自分が安定志向だと強く思うのなら、公務員はありだと思います。

民間企業に比べ、収入の変動は小さいし、リストラの可能性も少ないです。昇進の意欲がなくても仕事をしっかりすれば問題ありません。「安定収入のために働く」という気持ちもまた、モチベーション維持になります。

贅沢をしない、共働きをする、などで生涯設計は十分立てられます。

自分を見つめていくと、安定志向なのか、自由な生き方をしたいのか、ある程度の性格が分かるんじゃないでしょうか?

この記事で解説した「公務員が安定してない要素」を踏まえつつ、自分の方向性を決めてほしいと思います。

 

ーーー【追記】ーーー

筆者はパワハラ被害で長く苦しみ、当時のことを記事にしています。

もし興味があれば、ご覧ください。

≫パワハラ被害者のその後【辛い経験だったけど幸せをくれました】

 

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