会社に行きたくない吐きそうと感じたら休養が最優先【甘えじゃない】

  • 会社に行きたくない…。もう吐きそう。
  • 単なる甘えなのかもしれないけど、、、それにしても会社に行きたくない…。
  • とはいえ、一度ズル休みをしてしまうとこの先も同じことになるんじゃないか…。
  • やっぱり会社に行かないといけないのかな…。

と悩んでいませんか?

このような悩みについて解説します。

本記事の内容

  • 会社に行きたくない・吐きそうだと感じたら、ひとまずちゃんと休むこと
  • 会社に行きたくない人が考えるべきこと

筆者(taro)も過去に「会社に行きたくない」という経験がありました。

当時はかなり激務な毎日であり、周りに迷惑をかけると考えたら休むなんていいだせず、また「一度ズル休みをしてしまうと繰り返してしまいそう」という気持ちが強く、耐えるという選択肢をとったので体調は悪化する一方でした。

なので、そんな過去の自分に向けての忠告もかねて書いています。

 

会社に行きたくない・吐きそうだと感じたら、ひとまずちゃんと休むこと

吐きそうなくらい体調に異変が生じているのに頑張っても、心身に負荷をかけていく一方で何もいいことはありません。

当然会社は助けてくれないので、自分で休むべきかを判断しないといけないですよね。

吐きそうな状態は休む基準として十分、甘えではない

会社に行きたくないという気持ちが甘えだという人もいます。ですが吐きそうな状態であればためらわず休むことを選択しましょう。

これは甘えだとかそういうことではなく、過度のストレスからくるSOSのサインだからです。

例えばですが、

  • 会社に行きたくないけど体に変調はない ⇒ 会社に行ってしまうと案外嫌な気持ちを忘れていることが多い
  • 会社に行きたくなくて体に変調がある ⇒ 会社にいる時間ずっと苦痛で仕方がない、仕事が終わっても疲れが取れない

こういった状況が当てはまるんじゃないかと思います。

前者の場合は、気持ちの問題も大きく、会社の中で自分の価値を見いだせたら乗り越えられる可能性も高い。

後者の場合は、いろんなストレス要因がかかっているので、頑張っても心身は疲れていく一方で好転がむずかしい。

だから、吐きそうなくらい体に変調があれば、甘えでもなんでもなく休むべきです。

 

会社に行きたくないときの休み方

休みはなるべく連休となるかたちにしましょう。

一日休みを取ったとしても明日はすぐにやってきますし、突発的に休むことでほかの従業員に迷惑をかけることもあります。

そうなると、翌日休みをもらったことに対するお礼・謝罪がおっくうになってしまうので。

具体的には、通常土日が休みの場合、その前後にプラスして1~2日。

多忙な時期はそれなりに考えなければいけませんが、それでも体に変調をきたしている状態です。

「有給」を活用するのは手でしょう。

また、(堂々とはいえませんが…)自分の体調を正直に話す必要もないので、「家族の体調不良」だったり「突発的な用件」があるなど、あなたの会社が納得しそうな事情を伝え、休みを確保しましょう。

とはいえ、連休を待つこともできないくらい会社に行きたくない、むしろ行けないときがあるかもしれません。

そのときは正直に状態を話して休みをもらい、なにかしら症状たる異変があれば医師の診察を検討しましょう。

 

休んだ際に行うこと【まずは体調を整えるべき】

いつものようにただ休んでもあまり意味はありません。せっかく休みを取るのだからちゃんと休みましょう。なにより体調を整える必要があります。

もしもメンタル的におかしい症状が現れているのであれば心療内科での受診が必要ですが、ここでは自分で体調を整えるための解説をします。

内容は下記。

  • 睡眠
  • 瞑想
  • 全身浴または半身浴

これを見て「地味…怪しい…」と思うかもしれませんが、そうではなくてちゃんと効果があるものばかりなので、休みをきっかけに、その後もちゃんと習慣づけましょう。

 

睡眠

なによりもこれ、睡眠をしっかり取っておかないといけません。

心身の疲労回復には十分な睡眠が不可欠です。

睡眠の効果は多岐にわたりますが、脳を休ませて自律神経を整える働きがあるため、ストレスや不安な気持ちを軽減する効果が期待できます。

筆者も睡眠にはこだわって調べましたが、心身が疲れ切っている状態であれば、1日8時間の睡眠を2週間以上継続することをオススメします。

 

瞑想

慣れるまでがむずかしいですが、瞑想は本当にメンタルが鍛えられます。そして、脳の疲労回復が実感できる。

やり方については下記。

  1. 姿勢を正す:正直どんな体制でも(座っても寝ても歩いても)良いと思いますが、お腹を少し突き出すイメージ。
  2. 呼吸はゆっくり:4秒(できれば鼻で)吸って、6秒かけて吐く。
  3. 意識は呼吸に集中:雑念が生まれたら、また最初から。

そんなにたくさんする必要はなく、筆者でいえば、忙しいときは1日5分、忙しくなくても1日10分としています。

ただ、大切なことは「続けること」です。

 

全身浴または半身浴

シャワーで疲れはしっかりとれません。入浴により効果が表れるので、あなたの目的に合わせて「全身浴」または「半身浴」を行いましょう。

疲れをとる入浴法として紹介します。

「全身浴」は、体を温めてくれ、疲労緩和に最適です。

  • 浸かり方は、肩まで。
  • 浸かる温度と時間は、少しぬるいかなと思うくらい(40℃)で10~15分。

「半身浴」は、「全身浴」ほど体の負担がなく、リラックス効果が高いです。

  • 浸かり方は、胸より下の部分。
  • 浸かる温度と時間は、ぬるめ(38℃から40℃)で20分。

睡眠と瞑想は「脳の疲れ」を、入浴は「体の疲れ」を回復させるものとして紹介していますが、要するにその場しのぎのリフレッシュではなく、根本的な改善が必要ということです。

上記のほか、あなたに効果がありそうなものは取り入れて、ぜひ習慣にしてください。

 

会社に行きたくない人が考えるべきこと

心身を回復させるためだけに休みを取るわけではありません。

休みを使って心身を少しリラックスさせたら、今度は会社に行きたくない理由を考えましょう。

会社に行きたくないと強く感じている状態では、しっかり考える余裕もないと思いますので、、、この順番が大事。

考えるべきことは下記。

  • なぜ、会社に行きたくないのか?
  • 本当にやりたい仕事をやっているのか?将来得意な仕事となりうるのか?

 

なぜ、会社に行きたくないのか?

会社に行きたくない理由、それは改善できるものなのか検討しましょう。

改善できるものであれば、そこに集中して取り組んだほうが問題解決として最短です。

例えばですが、筆者が思いつくところで、

  • プレッシャーのかかる仕事が待っている
  • 仕事でミスをしてしまった
  • 人間関係に疲れている

といった場合、会社に行きたくなかったです。改善できるものであれば、乗り越えていきましょう。

 

プレッシャーのかかる仕事が待っている

やはりプレッシャーのかかる仕事が待っていると会社に行きたくないと感じるかもしれません。

ただ、これはプラスにとらえる要因もあります。つまり「良いストレス」の可能性があるのです。

ストレスには「良いストレス」と「悪いストレス」があります。

「良いストレス」は、自分を高めていく過程で生じるもので、自己成長のエネルギーともいえます。

一方、「悪いストレス」は、劣悪な環境下、自分をだまして頑張ろうとする過程で生じるもので、その状態を続けると心身を壊します。

新しいことへの挑戦で起きるプレッシャーなどは「良いストレス」として乗り越えていくべきと思います。

逆に、業務の質・量が異常な場合は「悪いストレス」の要因かもしれません。

 

仕事でミスをしてしまった

仕事のミスも解釈によりますが、基本的には乗り越えたいところです。

ただ、あまりにミスが続いていた場合はミスをしないように対策を練る必要はありますが、そもそもその仕事との相性がわるすぎることもあります。

それに、大きなミスを起こしてしまった場合、過小評価されることで仕事内容を制限され、やりがいそのものを会社や上司から与えられないということも起こりえます。

 

人間関係に疲れている

人間関係の問題が会社に行きたくない原因として最も多いでしょう。

例えばですが、周囲とノリが違うことで人間関係がわるくなったりします。

「家でゆっくりする時間を大切にしたい、仕事中無駄なやりとりをせずに自分の作業に集中したい」といった人で例えてみます。

このような人が、いわゆる体育会系のノリを求められたり、無駄な飲み会に付き合わされるようだと耐えがたい苦痛です。

周囲の要求に応えなければいけないと思うと気持ちが疲れますし、断ればノリがわるい人として扱われる、、、

本来の仕事と関係ないところで疲れてしまう状態が続いているのであれば、今後もその会社でやっていけるのかを考えるべきです。

 

本当にやりたい仕事をやっているのか?将来得意な仕事となりうるのか?

ここが重要でして、あなたが将来どうなりたいかを考えましょう。

定年退職が伸びていくことは間違いなく、人生の多くを仕事で消費します。

だから、苦しい人生を選択し続けるのは絶対にダメです。

会社に行きたくない理由が改善の余地すらないのであれば特に、改善の見込みがあったとしても、あなたにとってその会社でやっていくことに意味を見出せるかを考えないと、この先も同じような状況になってしまいます。

具体的には、あなたが「この人みたいになりたい」という理想の上司や先輩を思い浮かべてください。

そして、その人みたいになれるにはどうしたらいいのかを考えるべきでして、そのためには自分の得意なことをのばしてその人に近づくとか、その人の行動を真似するとか、とにかく目指すものを決めましょう。

もしもそういう人がいなければ、そもそもあなたが思い描く将来像とはほど遠い職場環境なのかもしれません、、、

その場合は、自分がやりたいことは何なのか、得意なことは何なのか、その会社で活かせるのか、しっかり考えましょう。

やりたい仕事であれば会社は楽しくなりますし、得意なことを見つけて会社で活かすことができれば自分の価値を見出せます。

そして、努力した結果、その会社が自分の居場所となります。

とはいえ、自分を知ることは思いのほかむずかしいですよね。

ただ、たとえ今の会社に価値を見出せなくても、働き方はいろいろあります。

別に長い年月相性のわるい会社にすがる必要もないですし、今ではインターネットなどを利用して自力で稼いでいる人もたくさんいます。

なので、一度自分の将来を見つめなおして、自分が心地よく生きていける場所を探していきましょう。

 

まとめ:会社に行きたくないなら、ひとまず休むことにしよう

記事のポイントをまとめます。

  • 吐きそうな状態は過度なストレスがかかっているので、甘えとか思わず、ちゃんと休みをとるべき
  • 休んだ際には、まず体調を整えるべき
  • 会社に行きたくない理由と、それが改善できるものなのかを検討しましょう
  • 人生の多くを仕事で消費することになるので、あなたが将来どうなりたいかを考えましょう

いろいろ考えることは多いと思いますが、なにより心身を大切にしないとまともに考えることすらできません。

この記事は過去の私に対しての忠告もかねて書いていまして、自分をだまして耐え続けるのは何ももたらさないどころか、ただただ回復に時間を要するだけでした。

当時の私みたいな方に、この記事が届けばいいなと思います。

 

ーーー【追記】ーーー

筆者はパワハラ被害で長く苦しみ、当時のことを記事にしています。

もし興味があれば、ご覧ください。

≫パワハラ被害者のその後【辛い経験だったけど幸せをくれました】

 

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