パワハラはもはや確立した社会問題です。何でパワハラをする人がこんなにも多いのでしょうか…(´・ω・`)
パワハラ被害にあうなんて、本人は悔しくてたまらないです、、、
「パワハラ上司に仕返しをしたい!」「泣き寝入りなんていやだ!」と思う人もたくさんいます。
実際のところ、パワハラ上司に弱点ってあるのでしょうか?
もしあるなら知りたいし、知っておくだけでも損はないはず。
本記事では、パワハラ上司ってどんな心理状態なのか、そこから見えてくる弱点、という視点で記事にしました。
パワハラの定義(上司の弱点に入る前に)
パワハラ上司の弱点に入る前に、まずは、パワハラの定義がどうなっているのか、見ておきましょう。
厚生労働省は、次のとおり示しています。
このようになっています。ちょっと堅苦しいですね。
簡単にいうと「職場の優位性を利用した嫌がらせ行為」という意味です。
そんな絶対にあってはいけないことが、いまだ多く発生しています。
パワハラ上司の弱点は心理的側面にある:特徴を確認しよう
基本的にパワハラをする上司は、不安やストレス等をうまく処理できないため、その感情を自分のおもむくままに吐き出しています。
つまり、精神的に未熟という側面があり、そこが弱点となりうるのです。
行動の裏にどんな心理があるのか、まずは確認しましょう。
心理的特徴は下記5つ。
- 気が小さい
- 自己肯定の意識が強い
- 承認欲求が高い
- 他人に対して強い嫉妬心を持っている
- コンプレックスが強い
パワハラ上司の特徴①:気が小さい
パワハラをする人は気が小さいです。
自分に自信がなく、劣等感を感じています。
パワハラ上司の特徴②:自己肯定の意識が強い
自分のやり方が一番だと思って疑わない傾向があります。
また、自分の思い通りに人を操りたいと考えていて、厄介です。
パワハラ上司の特徴③:承認欲求が高い
自分を認めてほしいという意識が常に働いています。
そして、自分のポジションは全力で守ろうとします。
パワハラ上司の特徴④:他人に対して強い嫉妬心を持っている
優秀な者、人気がある者、イケメンや美女等、自分の方が劣っていると感じれば嫉妬心へと感情が移行していきます。
ちなみに、優秀かつ愛想がない部下に対しては、パワハラの発生率が倍増するというデータもあります。
注意が必要ですね。
パワハラ上司の特徴⑤:コンプレックスが強い
基本的にパワハラをする人は強い劣等感を持っています。
それを隠すかのように、他人になめられることを恐れ、強い反発を示します。
パワハラ上司の弱点となりうるものは
上述した心理的側面から、パワハラ上司の弱点となりうるものを考えてみましょう。
パワハラ上司の心理から見えてくる行動原理
上記のとおり、基本的にパワハラ上司は人間的に弱い傾向があります。
そして、自分がかわいくて仕方ありません。
自分の欲求を満たすためであれば、あなたがどれだけ被害にあっていてもお構いなし。
自分が基準なので、平気でパワハラの解釈を正当化する者も多く存在します。
要するに、パワハラ上司にはそういったバイアス(思い込み)が掛かっているのです。
そうなると、社会通念上パワハラに当たる行為であっても、上司はやります。
私が過去に受けたパワハラは、時期の経過とともに程度を弱めるどころか、周りが気遣いするほどあからさまになっていきました。
周りがどう思っているかなんて気にすることもなく、ただ自分の感情を満たしている感じでした、、、
パワハラ上司の弱点とは「権力を失いたくない」という気持ち
あなたを攻撃するパワハラ上司は、
- 自分の地位(ポジション)
- 自分が正しいと信じているもの
に強い執着心を持っています。
これを他者から否定されそうな時、つまり
- パワハラをする上司なんて人の上に立つべきではない
- あの上司が言っていること、やっていることは間違っている
という認識を周りが持ち始めると、パワハラ上司は確実に動揺します。
これが、パワハラ上司の弱点です。
なぜなら、パワハラを認識した会社は対策を講じる必要があるため、その上司は何らかの処分を受ける可能性が高いからです。
そう考えると、パワハラ上司が「パワハラなんかやっていない!」と主張したときでも、それを覆せる証拠を押さえておきたいところですね。
パワハラ上司の弱点を突いて適切に追い込む方法は「相談」がベストです。
パワハラ上司は、
- 弱い心理状態にある
- 自分を正当化し、また地位を守ろうとする
- 地位を揺るがすようなことがあれば、必ず動揺する
- 会社がパワハラと認識すれば、その上司は処分の対象になる
という特徴を持っています。
どんな事情であっても、パワハラをやっていい理由なんてありません。
当然パワハラ上司がわるいです。
しかし、あまり考えもなしにパワハラ上司の弱点を突こうと思っても、よい結果が生まれるとは限りません。
そして、あなた一人でパワハラ上司を相手にしているのであれば、それは大変な労力を要します。
できるだけ早い段階で、信頼できる人や外部の相談窓口に相談するなどの対策を検討してください。(※社内相談窓口は話が筒抜けになる可能性もあるので慎重に判断する必要があります)
あなたが直接対抗しなくとも、会社でパワハラの事実が認識されれば相手は不利益を受けます。
なので、「相談」という適切な形で、パワハラ上司の弱点を突き、適切に追い込むことにしましょう。
ーーー【追記】ーーー
筆者はパワハラ被害で長く苦しみ、当時のことを記事にしています。
もし興味があれば、ご覧ください。
≫パワハラ被害者のその後【辛い経験だったけど幸せをくれました】